154【家賃改定】家賃値上げはいくらまでOK?判断基準は”新規賃料” 動画12分

竹下昌成

竹下昌成

テーマ:家賃改定(交渉、調停、裁判)



### 家賃値上げはいくらまでOK?判断基準は“新規賃料”

家賃値上げを検討するとき、必ず悩むのが
「いくらまで上げていいのか」です。

結論から言うと、判断基準は
**新規賃料(=相場)**です。

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## 継続賃料の考え方

賃料決定の基本は次の3つです。

① 相場(=新規賃料)
② 継続賃料
③ 年10%アップ目安

争点になるのは
**「相場=新規賃料」**です。

継続賃料は次の考え方で決まります。

(現行賃料+新規賃料)÷2

例:
現行6万円、相場8万円の場合
→ 継続賃料は7万円

つまり
**新規賃料によって結論が決まる**ということです。

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## 新規賃料(相場)はどうやって調べるのか?

ここが実務の核心です。

### 一般オーナーの場合

賃貸サイトを使います。

・アットホーム
・SUUMO
・地域の賃貸サイト

ただし注意点があります。

**表示されているのは「募集賃料」だけです。**
成約した賃料ではなく、あくまで「現在の募集条件」です。

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### 不動産会社の場合

・レインズ
・業者向け情報サイト

**成約事例の確認が可能です。**

募集賃料と成約賃料はズレることがあるため、
ここが大きな違いになります。

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### 検索条件のポイント

・同マンション
・近隣の類似物件
・家賃は「賃料+共益費」で判断
・築年数は過度に気にしない

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### 条件補正

・面積 → 平米単価で補正
(一般的に狭いほど単価は上がる)

・高層階
・ルーフバルコニーなど

**条件を揃えて比較することが重要です。**

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## 調停で感じたこと

・調停委員は不動産鑑定士であり、相場は把握している
・適正賃料は明示されない
・入居者とオーナーの中間で調整される
・恣意的なデータは採用されない
・やや入居者保護の傾向がある

結論として

**極端な主張は通りません。**

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## まとめ

・新規賃料(相場)が判断基準
・一般サイトは募集賃料
・成約事例は業者データで確認
・検索結果は2〜3ヶ月ごとに保存

最終的には

相場との差を把握し、
毎年10%程度で段階的に是正していきます。

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## 関連記事(家賃改定シリーズ)

131【家賃改定】家賃改定はどう進める?値上げを拒否された場合の対応と全体像(実務33件)
https://mbp-japan.com/hyogo/fp-takeshita/column/5213114/

153【家賃改定】家賃値上げ よくある入居者の主張と実務の現実/オーナー側の判断基準
https://mbp-japan.com/hyogo/fp-takeshita/column/5218740/

154【家賃改定】家賃値上げはいくらまで?“新規賃料”の決まり方
(本記事)

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## 一言でまとめ

家賃改定は
「いくら上げるか」ではなく
「相場にどう近づけるか」です。

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竹下昌成(ファイナンシャル・プランナー)

竹下FP事務所

制度より、現実。数字より、人生。私は「儲かる話」や「正解の答え」を売るFPではありません。失敗しないための判断基準を、一緒につくるFPです。

竹下昌成プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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