153【家賃改定】家賃値上げ  よくある入居者の主張と実務の現実/オーナー側の判断基準 動画6分

竹下昌成

竹下昌成

テーマ:家賃改定(交渉、調停、裁判)




家賃値上げの場面では、入居者からさまざまな主張が出てきます。

・「物価が上がって生活が苦しい」
・「急に値上げされても困る」
・「長く住んでいる」
・「設備が古い」
・「オーナーチェンジしたばかり」

どれも現場でよく聞く内容です。

しかし、実務ではこれらの主張がそのまま通るわけではありません。

---

■結論は決まっている

家賃改定は

・継続賃料
・相場
・改定幅(年10%程度が目安)

といった基準で判断されます。

つまり、

感情ではなく制度で決まる

という構造です。

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■よくある主張と実務の考え方

例えば、

「物価が上がって生活が苦しい」

という主張があります。

しかし実務では、

物価が上がれば家賃も上がる

という関係にあります。

また、

「急に値上げされても困る」

という点についても、

段階的補正(年10%目安)という考え方があります。

---

「長く住んでいる」

という主張については、

長期間据え置かれていた分、改定幅が大きくなる

という見方になります。

また、

「設備が古い」「経年劣化」

については、

長期で住めば自然に発生するものであり、

継続賃料の中で調整される考え方です。

条件が合わなければ、

転居するという選択肢もあります。

---

「オーナーチェンジしたばかり」

という主張もありますが、

賃貸借契約はそのまま承継されるため、

基本的な考え方は変わりません。

---

■なぜズレが生まれるのか

原因はシンプルです。

・入居者は現在の家賃を基準に考える
・オーナーは相場で考える

このため、

新規賃料と継続賃料は別物

として整理する必要があります。

---

■まとめ

家賃値上げの場面では、

主張すること自体は自由です。

しかし、

・ルール
・相場
・制度

を無視すると、

最終的には調停や裁判でも同じ結論になります。

ダダをこねても、ルールは変わりません。

オーナーと入居者は対立する存在ではなく、

友好的なコミュニケーションの中で、

現実的な着地点を探ることが重要です。

---

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131【家賃改定】家賃改定はどう進める?全体像(実務33件)
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