「子供の学費は学資保険で」本当にそれでいいのでしょうか。
2014年度に入学した首都圏の私大生への仕送り額が発表されました。仕送り額は8万5000円で、集計開始以降過去最低額となり、14年連続で減少し続けています。1994年度のピーク時と比較すると、約3割も減少しました。家計の状況が一層厳しくなっている、と言えると思います。
各家庭の所得を上げるための政策が取られたりしていますが、今すぐ家計の不足額を補うのはさすがに難しいと思います。やはり、将来を見越し早めの準備をすることで、自分自身の家計を守りましょう。
以前にアップしたことがありますが、学費に関しては学資保険や低解約返戻金タイプの終身保険に加入することで、備えることができます。ただし、払込途中に解約すると受け取れる金額が少なくなり元本割れしたり、実際に払った保険料よりも受け取れる金額が少なく、結果的に損をする商品もありますので、加入前にしっかり比較検討することが必要です。
また、国や地方自治体等の奨学金を活用する方法もあります。しかし、奨学金と言えども返済義務のあるものは借金の1つです。奨学金の返済額が多く返済が滞ったりすると、その後住宅ローン・自動車ローン等が組めなくなることもありますので、要注意です。計画的な借り入れを!
教育費も含め、人生にかかる“お金”に関しては早めの準備を心掛けたいものです。
以前の記事はこちらをご確認ください。
○大学生への仕送り、妥当な金額は?
http://jijico.mbp-japan.com/2014/02/26/articles7747.html
○教育費の備えに「学資保険」王道に潜む注意点
http://jijico.mbp-japan.com/2015/01/08/articles14577.html
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