海外ドラマで学ぶビジネス英語:The Good Fight(中上級編)
Good evening! 今日は祝日ですが、少し仕事をしました。
すっかり秋の空気と気温ですね。「暑さ寒さも彼岸まで」が戻ってきたようで嬉しく思います。
さて、今日は実際に通訳の現場で起こったことを共有したいと思います。
今月はお蔭様でほぼ毎日のようにお仕事をいただいたのですが、その時に、意識せずとも自然に口から出てきた英単語があります。
それは、
"Nothing further."
です。
この時、自分でもすごくビックリしたのですよ。今まで一度も使ったことがなかったのです。(これはこれで、私の語学力のレベルが…)
で、仕事が終わった後にどうしてか考えてみたら、刑事ものや法廷もののドラマを見ていたことが役に立ったというのに気づきました。
その案件は普通のビジネス会議です。皆さんも会議の後に「他に質問やコメントはありませんか?」という確認をしていると思います。
そこで「特にありません。」という回答の英訳を、初めて"Nothing furter."が口から自然に出てきたのです。
この"Nothing furter."がどういった場面で使用されるかというと、法廷で検察官と弁護士が証人喚問で質問を証人にして、もう質問はありませんよ、私の質問は以上で終わります、という発言を裁判官にする時に、"Nothing further, your honor." (私からは以上です、裁判長。)と言っているのです。その場面をもう何年何年も見続けていて、今回初めて自分で実際に使いました。しかも自然に口から出てきたのです!いやー、ドラマばっかり見ててどうなのよ?と自分でも思うことはしばしばありますが、思わぬところで役に立ち、福となす。皆さんもこういった経験はありませんか?
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