Blue print=設計図?
Good morning! 今日も快晴の高崎です。
最近はお天気に恵まれていて、それに釣られて気持ちも明るくなります。
さて、3/11(月)にASTの通訳チームで県内の建築見学ツアーに行きました。
コースは、神流町中里合同庁舎→鬼石多目的ホール→高山社跡です。
生まれも育ちも群馬県なのに県南部に行くのは初めてでした。
良いお天気だったこともあり、とても美しい自然を満喫しながらのドライブ。
その自然の写真はインスタグラム(@ast_translation_service, @social_asian_travelers) に
投稿しますので、よろしければご覧くださいね。
まずは、神流町中里合同庁舎。先月に行った建築特別講演会の講師、古谷誠章さんの設計です。
この日は東日本大震災から13年目ということで、追悼の意を表して黒いリボン付きの国旗が掲げられいたようです。
さて、建造物ですが、見ての通りガラス張り。そのお蔭で館内はとても明るく暖かく感じました。
館内の様子はこちら↓
パッと見ではわからないくらい、実は迷路みたいな設計になっていたので、楽しく見学しました。
その後、神流町の街中にあるカフェでランチをして、鬼石多目的ホールへ。
ここの設計は、日本人女性で初めて、世界でも女性として二人目となったプリツカー賞受賞者、
妹島和世(せじまかずよ)さんの設計です。
妹島さんは金沢21世紀美術館や、軽井沢千住博美術館の設計も手掛けています。
その建造物はこちら↓
写真だと分かりづらいかもしれませんが、高さが緩やかに左端へ向かって高くなっています。
また、こちらもガラス張りですが、そのガラスが曲線でフォルムが美しいのです。
残念ながら、月曜日は休館日で中には入れませんでした。
この多目的ホールの道を挟んだ反対側には藤岡市鬼石町支所があります。
こちらも行ってみましたが、併設している図書館がとてもお洒落で印象的でした。
そして、最後の目的地、高山社跡です。
ここは、富岡製糸場と絹産業遺産群として、世界文化遺産登録されたうちの一つ。
母屋は修復工事のため解体中で、またしても残念ながら見学はできませんでした。
しかし、解体と言ってもぐしゃぐしゃに壊すのではなく、使える材木や瓦は再利用するとの
ことで、奥のテント倉庫に保管してありました。また、そこで修復作業も行っていました。
この修復工事は7年計画で今年が2年目。5年後には明治時代の建造物を再現されるとのこと。
そのために、特別な技術を持った大工さんが来て修復作業にあたっているそうです。
ここでは、その貴重な作業中の風景も見学させていただきました。
また、養蚕産業の歴史についても詳しく教えていただきました。
そして気付いたらすっかり夕暮れ。楽しい建築見学ツアーでした。
帰りの道中、次回は桜を見ながら高崎市内ツアーを開催することとなりました。
私以外のASTの通訳者さんたちは通訳ガイドの有資格者ですので、
私が知らない知識を存分に披露してくださいました。
それも楽しいツアーになった要因でもあります。
今後も色々と一緒に見学ツアーを開催したいと思います。
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