多文化ストレス(お知らせ付き)
Merry Christmas! メリークリスマス!聖誕快楽!Buon Natale!
クリスマスとは、イエス・キリストの誕生をお祝いする「降誕祭」の日です。
(キリストの誕生日ではありません。)
過去数年は姪の学校で行われるキャンドルサービスに参加していましたが、
今年は初めてプロテスタント教会主催のキャンドルサービスに参加しました。
私のようなクリスチャンではない人々も楽しめるわかりやすいサービスでした。
もちろんコロナ対策は万全でした。室内での距離も十分とり、1時間弱の短いサービスでした。
言語は文化や歴史、宗教とは切り離して考えられません。
私達日本人も含めて、言葉はそれらのバックグラウンドから派生してきているのもあります。
例えばキリスト教徒が多い欧米人との会話では、ふとした時に聖書の中の話が出てきたリします。
イスラム教徒の人々は、イスラム教の教えに則って生活しているので、職場での行動などや考え方にもその教えを垣間見ることがあります。
また、ヒンズー教も同様です。インド人の友人や同僚から、その教えに基づいた考え方を知ることができます。
どうして通訳者にとって言語習得だけではなく、宗教や文化に歴史も知ることが必要なのか?
それは、通訳現場でそのような知識は非常に役立つからです。
だいたい、どの通訳現場でも両当事者がお互いの考え方や文化の違い、言葉の壁にぶつかります。
言葉の壁は私達通訳者が解決するのですが、それだけではなく、両当事者から(特に日本側)から、「外国人(日本人)と仕事をするとああなのか?」という質問を受けます。または「日本ではこうやるのに、どうして外国人にはわからないのか?」、外国人側からは「どうしてあんなに効率の悪いやり方でやっているのか?もっと合理的にできないのか?」というような質問も受けます。
そこで私は、中立を保ちながら、うまくお互いが理解しやすいような説明をするように心がけています。
それには私自身の経験もさることながら、文化的、歴史的、宗教的背景も知っていると実にスムーズに説明できるようになるのです。
実は日本についてが一番説明するのが難しいなと思います。
それは、神道、儒教、仏教などの教えが複雑に混ざり合って、現在の文化や習慣が出来上がってきているからです。
そのような異なる背景を持つ人々と交わるのが「異文化コミュニケーション」です。
お互いのバックグラウンドを尊重しあう。受け入れて認める。まずはそこからスタート。
だからこそ、近年で多く使われるこの時期の挨拶は"Happy Holidays!"
ちょうどユダヤ教のハヌカと呼ばれるお祝いの時期とクリスマスの時期が重なるためです。
お互いに尊重し受け入れ、認めあうには、言語だけではなく、お互いにの文化、歴史、宗教についても積極的に学んでいく。
目の前にいる人から聞いて教えてもらえば、知識や理解、コミュニケーションも深まり、一石三鳥ですね。
そういう草の根のコミュニケーションがいつか世界中に広がり、争う事のない日々がもたらされることを願います。
年末年始のお休みについて
2020年の営業は本日が最終日です。2021年は1月4日(月)から開始します。
本年も大変お世話になりました。お蔭様でこのコロナ禍でも何とか新年を迎えることができます。
来年も変わらぬご愛顧の程どうぞよろしくお願い申し上げます。
皆さまもどうか良いお年をお迎えください。
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