正しく使えていますか? 知って行うストレッチ!【岐阜市の理学療法士のコラム】
岐阜市の筋膜整体専門スタジオ「THYME(たいむ)」代表理学療法士の小木曽です。
肩こりでお困りの方は本当に多いですね。
2008年の厚生労働省の調査結果では実に74.8%の方が首・肩こり、痛みを感じています。
肩こりの原因はさまざまですが、大きな原因のひとつは血行不良です。
そして血行不良は筋肉や筋膜のバランス不良、そして筋肉や筋膜のバランス不良は姿勢不良に関係しており、姿勢を土台としたピラミッド構造「肩こりピラミッド」を形成しています。
※ファッシア(=筋膜)
マッサージは血行不良を一時的に改善させるため、肩こりが直接的に楽になります。
ですが、血行不良を起こした原因である筋肉や筋膜のバランスの不良が改善されなければ、またすぐに戻ってきてしまいます。(マッサージの効果は30分程度ともいわれています)
適切な運動療法・トレーニングで筋肉のバランスを、当スタジオでも行っている「筋膜整体」を行うことで、筋膜バランスを整えることで血行不良は改善され、肩こりも間接的に楽になっていきます。
ですが、せっかくバランスを整えても、姿勢やからだの使い方(癖)が変わらなければ、また筋肉のバランスや筋膜のバランスが崩れ、血行不良が起こり、肩こりが戻ってきてしまいます。
そして姿勢を修正しようと思っても、筋肉や筋膜バランスの不良によってさらに改善しにくくなるといった相互関係も成り立ちます。
姿勢不良から始まった血行不良は、筋肉・筋膜のバランス改善とともに、姿勢の改善が必要です。
筋肉・筋膜を適切に整え、動きやすいからだにリセットした後、正しい姿勢をからだに再学習していくことが理想です。
また、正しい姿勢を意識することからでも適切な筋力が養われていきます。(筋膜のバランス不良は姿勢の修正だけでは難しいことがあります)
仙骨坐り(不良姿勢)
坐骨坐り(理想姿勢)
仙骨坐りと坐骨坐り(当スタジオ作成動画)
https://youtu.be/eBWIRRQvOu4
基本の座り方と簡単トレーニング
骨盤が寝ないように、お尻の下にあるでっぱり(坐骨)を座面に垂直に立てて座ります。
そのとき、耳たぶと肩の先端が垂直になるようにします。
股関節と膝はほぼ直角になるようにします。(座面が低いときは座布団などで補高を、座面が高いときは足の下に台を置くと良いと思います)
座り方ができたら、おへそを背骨の方に引き下げ、おへそが戻ってこないよう(おなかが膨らまないよう)に30秒ほど呼吸を繰り返してみましょう!(肩が上がったり体は動かないように注意)
まずは、適切な座り方からはじめましょう!
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