【英検2級に受かる】単語・熟語は、耳から覚える「キクタン」を使う
大学入試センター試験を直近に控える中、その1週間後には、英検1次試験の試験日がやってきます。2016年より、英検2級のテストが新傾向になり、ライティング(自由英作文70字程度)が加わりました。
今回は、前後編に分けて、新傾向英検2級ライティングの技法を紹介いたします。
いきなり英文を作らず、日本語で箇条書きに。
まずは、英検のホームページから、直近の英検2級の過去問を手に入れてみましょう。
【日本英語能力検定協会】英検2級過去問
*以下は、2016年第2回10月実施の問題を使用して、攻略ポイントをまとめます。
英検2級のライティングは、決して難しいことを受験者に問うものではありません。
*「TOPIC」について、*あなたの意見*その理由を2つ を80～100語で解答すること。
*POINTは理由を書く際の参考になる観点を示している。使用したほうが、解答がラク。
作文のテーマである「TOPIC」は、平易な英語で書かれた問いです。日本語で解答を作って、30秒程度で朗読ができる簡単なスピーチ原稿を作ればいいと思ってください。
アナタの直感でいいので、冒頭で賛成か反対かを示し、その理由を2つ、箇条書きにして書き出してみましょう。
・賛成である。
・理由1:健康に良いから。
・理由2:環境にもよいから。
*まとめ:利点が多い。だから、賛成である。
このぐらいで十分です。最後に、自分の提案をまとめとして1文加えたら下書きは完成です。
フィッシュボーンチャートに載せて論理構成を固める
「フィッシュボーンチャート」(またはフィッシュボーン図)を知ってますか??
もともとは、問題解決と、その原因分析を視覚化してわかりやすくするために使われる図のことですが、80-100字程度の英語ライティングの問題に応用することができます。
本来のフィッシュボーンチャートとは、魚の向きが逆になりますが、頭を左向きにして、魚の骨を書いてみましょう。
まず、魚の頭部分に、TOPICに対するあなたの意思を簡潔に書いてみましょう(日本語でいいです。)。
*私は良い考えだと思う。*I think it is good idea.
*私は、この意見に同意できない。*I don't agree to this idea.
おそらく、どちらかで初めてしまえば大丈夫です。
問題の指示を踏まえて、魚の骨は2つ。しっぽに提案を。
先ほど箇条書きにした、「2つの理由」を魚の骨に書いてみましょう。その上で、それぞれに「根拠」を2つずつ簡単な日本語で、箇条書きにしてくっつけてみてください。最後に、しっぽの部分には、まとめを一言で書き加えてみましょう。
・理由1:健康に良いから。
→農薬は、我々の健康に害があるかもしれない。
→農薬を使わない野菜は我々の体に良いものだから。
・理由2:環境にもよいから。
→農薬は、畑の土や水を汚してしまう恐れがある。
→農薬を使わなければ、環境を破壊しないで、野菜作りができる。
*まとめ:利点が多い。だから、私は賛成である。
これらの日本語を、1つ10語程度の英文に作り変えることができれば、80-100字程度になるです。
文章の構成を考えることで時間がかかりすぎる人は、この方に当てはめて日本語を書き出し、英文に変換することをやってみてください。時間を短縮して、スムーズに英文の書き出しにはいれるはずです。
このシリーズのコラムは、大変好評を頂いております。
【英検2級に受かる】新傾向「自由英作文」の対策は、コレ!
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