理科 選択は、今すぐ決めなきゃダメ!!【センター試験の要項を読み込む】#1
前回のコラムでは、センター試験受験時に、地歴・公民2科目受験生はそれぞれの科目を60分ずつで解く必要はないとまとめております。
地歴公民も60分・60分で解く必要なし!!
実は、センター国語にも、一部の受験生のみが使える試験時間を伸ばせるウラ技が有ります。
もし受験大学のセンター国語が「現代文のみ」採点対象なら
一部の公立大学や、私立大学のセンター利用入試の中には、センター試験「国語」のうち「現代文のみ100点」を採点対象としている大学が有ります。特に、古文と漢文が苦手な受験生には、精神的にかなり安心できることだと思います。また、現代文は得意だという、理系の受験生にも、アナタを有利にできる選択肢になるはずです。
一度、今まで受験をしてきたマーク模試の合格判定を振り返ってみて下さい。国語の判定はどのように書いてありますか??気がつくことは有りますか??
国語は80分・200点のはず。古文・漢文不要の場合、受験方法は??
センター国語は200点満点・試験時間80分のテストです。古文・漢文不要の受験生が現代文のみを受験する場合も、現古漢200点配点で国語を受験いる場合も、同じ冊子・同じ会場で、同じ80分の試験時間が与えられます。
ということは「古文・漢文不要の学生は、現代文に80分をかけてしまえばいい。」のです。問題1問あたりにかけられる解答時間を考えれば、圧倒的に有利になるのではないでしょうか。
今までの外部マーク模試でも「現代文のみの受験生は、第1問・第2問のみを40分で解答せよ」というような経験はないはずです。
80分かけて、現代文2題を解けばよし。実質解答時間が2倍!
センター試験国語の大問4題を解き切るには、80分では短いと感じる受験生は少なくありません。「もっと、時間をかけて読み込めば、正解が取れたかも・・・」と感想をくれる当塾の塾生も少なくありません。
まずは、自分の受験予定大学のセンター国語の配点方式を全て調べて下さい。もし、アナタの受験予定の全ての大学で「国語は現代文のみ」で問題がない場合は、思い切って、古文・漢文は適当に解答して、ゆっくりと時間をかけて現代文2題を解けばいいのです。
今日も書きますが「戦力の分散は愚の骨頂」。必要なところに、全力をかけてこそ、総合的な得点を上げることができるのです。