Vol.432 怒りをぶつけない伝え方

渡辺佳奈子

渡辺佳奈子

テーマ:怒りと心のメールマガジン

<2026年7月9日配信>


先日のことになりますが、
小牧市でのレジリエンスと
アンガーマネジメントの2日間講座が
今年も滞りなく終了しました。

例にもれず、グループシェア多めでしたが、
皆さん本当にコミュニケーション力が高くて
シェアが終わらない終わらない。笑

でも、人の話を聴いて共感できたり、
自分を振り返ったりできるので、
ある意味講師の言葉より学びが深いかも。笑

今回も色々感じていただけたのではないかなと思います。

ご参加くださった皆様ありがとうございました!




さて、この講座後の質問タイムに
怒り方のご質問がありましたので
今日はその点を考えてみたいと思います(*^^*)




あなたはこんな風に言いたくなること、
ありませんか?


「どうして分かってくれないの?」
「何回言ったら分かるの?」
「また?もういい加減にして~!」


子どもの行動や部下の仕事の進め方など、
さまざまな場面で思い通りにならないことって
ありますよね。

そんな時、つい「またか」と思ってしまって
先のようなセリフが出ることもしばしばです。




でもよく見てみて。
このセリフたちから伝わるのは
「怒っている」「機嫌が悪い」ということ。

どうして欲しいかという
リクエストは入っていないんですよね。




そう、怒りは自分の「べき」が
破られたときに感じるもの。

では、
どんな状態だったら「べき」が破られないか?
どんな状態が理想の状態なのか?
せめてどうしてほしいのか?

その「こうしてほしい」を伝えることが、
怒りを伝える本来の目的です。


相手に伝わるためにはどのタイミングで
どんなセリフで伝えるのが効果的か、
少し考える余裕を持って伝えられるといいですよね♪




そこで意識してほしいのが
Iメッセージでリクエストをするということ。


例えば

「いつも散らかして!何回言ったら分かるの!!」

と言いたくなるところをグッとやり過ごし(6秒)
怒る必要があると判断したなら(三重丸)

「おもちゃが出たままだね。誰かが踏むとけがをするから心配なの。これから一緒に片づけよう?」

といった感じです。


この時のポイントは
①起きている事実を伝える
②自分の気持ちや影響を伝える
③どうしてほしいかを具体的に伝える
こと。


そして、日本語は多くの場合は主語が省略されますが
このメッセージの主語は「I(わたし)」です。

主語を私にすることで、
相手を責める言葉から「解決のためのお願い」に
変えることができますね(*^^*)




怒りは、相手を攻撃するための感情ではありません。

「本当は大切にしたいものがある」
「もっと良くしたいと思っている」

そんな自分の本当の気持ちを
教えてくれる大事なサインだったりします。




怒りをなくすことはできないし、
なくそうとしなくても大丈夫!


でも、怒りに振り回されずに
相手に届く形で伝えることはできます。


自分も相手も大切にする伝え方を身につけることで、
お互いに気持ちよく過ごせるといいですね。




ではでは、
今日も、あなたらしく
やさしい一日を。



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blanc+(ブランプリュス)

アンガーマネジメントや産業カウンセラー、キャリアコンサルタントの知見・経験を元にWell-beingな職場づくりをサポート。企業領域でのカウンセリングは年間400名を超える。

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