Vol.314 大切にしたい大きな問い
<2026年3月26日配信>
ここ数年、
企業領域でカウンセラーとして
多くの方の相談をお聴きする中で
感じていることがあります。
それは、極端な考え方をすると
疲れるよね・・・ということ。
何かできごとが起きた時
「なんでそんなことするの?」
と人のせいにする人と、
「自分が悪かったんだ・・・」
と自分のせいにする人。
これは多くの場合は
どちらかに偏りがみられるのですが、
どちらも、しんどそう。
もっと柔軟に考えられたら
ラクなのになぁと思います(・_・)
そして、
この両極端な考え方の背景には、
実は共通点があるんですよね。
それが「べき」。
これ、思い当たるものありませんか?
「ちゃんとやるべきだよね」
「普通はこうするべきでしょ」
「迷惑をかけるべきではない」
こうした“べき"が強いと
その通りにならなかった時に、
怒りが生まれます。
そしてその怒りを、
外に向けると「他責」
内に向けると「自責」
という形で扱ってしまうんですね。
アンガーマネジメントでは
上手な怒り方として
・人を傷つけない
・自分を傷つけない
・ものをこわさない
とお伝えしています。
これ、シンプルだけど、
とてもバランスのいい考え方なんですよね。
他責に寄りすぎると、
強い言い方になったり、相手を責めたりして
人を傷つける。
一方で、自責に寄りすぎると、
本当は伝えていいことも必要以上に抱え込んで
自分を傷つける。
どちらもアンバランスだなと感じます。
では、どうするか?
ここでひとつ、
少しだけ意識してほしい視点があります。
それは、
「人」ではなく
「こと」に目を向ける、ということ。
例えば、
×「なんでちゃんとやらないの?」(人を責める)
○「このやり方だとミスが起きやすいね」(ことを見る)
とか、
×「できていない自分が悪い・・・」(自分を責める)
○「ここは出来なかったけど、出来ていることもある」(ことを見る)
など。
できごとを誰か(他人や自分)のせいにすると
どうしても人格を否定するような
扱い方になってしまいます。
一方で、
できごとを行動、行為の結果として捉えると
課題が明確になり、改善もしやすくなります。
誰かや自分を責めても
いい方向にはいきにくいですしね(*^^*)
人を傷つけず、
自分も傷つけず、
そして物もこわさない。
今の自分は「べき」をどこに向けているかな?
そんな視点が持てれば
相手も自分も大切にした
怒りの扱い方ができるかもしれませんね。
ではでは、
今日も、あなたらしく
やさしい一日を。
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