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マスク美人は嘘?
おはようございます。福島市 さとうクリニック内科・消化器科の佐藤です。今朝は「マスク美人は嘘?」というお話です。
「マスク美人」なんていう言葉があるくらいですから、マスクをつけると基本的には女性は美しく見えると考えられているはずです。しかし、装着しているほうが顔のパーツが見えにくくなり魅力を損なう可能性があるのではという意見もあり、「マスク美人」論争には長らく決着がついていませんでした。論文は、中京大学心理学部と北海道大学の研究者が共同で、マスクの装着が魅力に与える効果を調べたものです。
白いマスクをつけた20~30歳の顔写真(男女合計132人)をコンピュータ画面上に1枚ずつ呈示して、18歳以上の男女合計210人の評価者が画像1枚ごとに外見的魅力・健康さを100点満点で評価しました。その結果、マスクをつけた人物の性別や評価者の性別とは関係なく、マスクをつけている顔のほうがマスクをつけていない顔よりも外見的な魅力が低く評価されたのです。マスク美人、ここに敗れたり!とくにこのマスクによる影響は、もともと魅力の高い顔の場合に強くみられたそうです。つまり、美男美女はマスクをつけるとダメだよ、ということです。
マスク美人なんてのはなかったのか…、と思う人もいるかもしれませんが、実際にマスクを装着している人を見ると美男美女に見える効果は、私はあると思っています。これは病院職員という特殊性もあるのかもしれませんが。この論文で完全にマスク美人説が論破されたわけではありません。これからのマスク美人論文の登場を待ちましょう。
*近畿中央胸部疾患センター 倉原 優先生のブログを抜粋、一部改訂
確かに病院ではよく手術場の看護師さんなどがアイメークをばっちり決めてかなり綺麗に見えていた?ことを私も経験しているのですが...どうもそれはこの論文からは否定的なようです。昔から「目は口ほどにものを言う」とは言われていましたが、それだけ顔のパーツとしては目の存在が大きいことは言うまでもありませんから...特に目だけを出す時には気をつける必要がありそうですね(笑)