ノロウイルスによる感染性胃腸炎大流行中!
ノロウイルス、大流行中
おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「ノロウイルス、大流行中!」という報告です。
国立感染症研究所は12月13日、ノロウイルスなどが原因の感染性胃腸炎の患者が急増している発表した。過去10年で患者が多かった2006年と12年に次ぐ水準。宮城県など10都県で流行警報の基準となる20人を超え、猛威を振るっている。近年流行したノロウイルスとは遺伝子の型が異なるウイルスが広がっているとみられ、厚生労働省は外出やトイレ後の手洗いや消毒を呼び掛けている。
全国に約3千ある定点医療機関から報告された患者数は1週間で5万4876人となり、昨年同時期の約3倍に上った。1医療機関当たりの患者報告数は宮城が最も多く、山形、三重、埼玉、東京と続く。神奈川や奈良、宮崎、千葉、兵庫が警報レベルとなった。ノロウイルスは冬に多発する食中毒の原因として知られ、保育所や幼稚園、学校などで感染が広がることが多い。感染すると、24~48時間の潜伏期間の後、嘔吐や下痢を繰り返す。
感染した人の吐しゃ物やふん便には大量のウイルスが含まれるため、厚労省は処理する際は使い捨てのガウンやマスク、手袋を着用し、次亜塩素酸ナトリウムで消毒するよう呼び掛けている。
確かに当クリニックでもここ1週間で感染性胃腸炎の患者さん、急に増えてきたイメージがありました。症状としては嘔吐・下痢・腹痛・発熱の4症状が色々なパターンで現れ、水分摂取が出来ない状態になると急激に全身状態が悪化することもあり得ます。しかし、インフルエンザと違い、いわゆる特効薬と呼べる薬剤がありませんのであくまでも対処療法しか出来ないところが、厄介な疾患でもあります。
通勤路で見かけた花?達。やはり、冬はミカンですね(笑)