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ポケモンGOで自殺予防?

佐藤浩明

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テーマ:ポケモンGO

ポケモンGOで自殺予防

おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「ポケモンGOで自殺予防?」という報告です。
スマートフォン向けゲーム「 ポケモンGO 」を楽しむ人が多数訪れ、自殺しようとする人が減った? 「自殺の名所」と呼ばれてきた東尋坊が今秋、こんな話題で注目された。「死にたい」という心境に追いつめられた人は、どんな場所なら思いとどまれるのか。
 11月上旬の週末、東尋坊は大勢の人でにぎわっていた。よく見ると、多くがスマホを手にしている。「ここはポケモンがたくさん出る。レアポケモンだけじゃなくて、普通のも多いですよ」そう言ってスマホの画面を見せてくれた女子大学生は、地元の坂井市内在住。観光ではなく、ポケモン目当てに訪れた。
自殺防止を目指すNPO法人は、東尋坊に相談所を設け、岩場をパトロールして悩みのありそうな人に声をかける活動をしている。ポケモンGOの日本での配信開始直後その活動で保護した人はゼロ。一方で、夜までポケモンGOをする人の姿が目立った。このことがメディアで報じられた9月以降これまでに保護したのは計16人だが、自ら相談所を訪れるなどした人だった。
 同NPO代表は「自殺を考える人は人けのない場所を選ぶものだが、ポケモンGOをする人が岩場周辺にいるので思いとどまったのでは」と話す。筑波大精神科教授によると、自殺未遂者への聞き取りから、「名所」を選ぶ理由には、〈1〉人目につきにくい〈2〉確実に死ねそう〈3〉美しい場所で最期を迎えたい〈4〉多くの人が亡くなっているため「一人じゃない」と思える――などが挙げられている。
 日本は2011年まで年間の自殺者が3万人を超えていたが、対策強化で減少。15年は約2万4000人に減った。「自殺予防は手段を封じることが大事」と清水さん。「ながら運転」で交通事故が起きるなど問題も指摘されるポケモンGOだが、自殺予防のヒントを持っているのかもしれない。(2016.12.7 読売新聞記事より抜粋改変)
      パセオイルミネーション
 福島市パセオ通りのイルミネーション。福島は駅前よりこちらのイルミネーションの方が断然、綺麗です!

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専門家

佐藤浩明(内科医)

さとうクリニック内科・消化器科

患者さんに寄り添う医療体制で、「経鼻内視鏡検査」に取り組み、内科・消化器疾患の徹底した検査と治療を行います。信条の「人と、地域と向き合う医療」という姿勢を守り、より高い専門性をもって地域に貢献します。

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