暑い時の水分補給には何が良いのか?
おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「米国ディズニーのキッズメニューで健康に寄与?」という報告です。
遊園地のレストランで、子どもがより健康的な食事を選ぶようになったとの研究結果が、米コロラド大学の研究者により報告された。今回の研究は、米フロリダ州オーランドにある遊園地、ウォルト・ディズニー・ワールドのレストラン145軒を対象としたもの。子ども用の食事を利用した客のうち約50%は、サイドメニュー(副菜)として、よくあるフライドポテトではなく、野菜や果物を食べていることがわかった。ウォルト・ディズニー社は2006年、子ども用の食事のサイドメニューを、ソーダとフライドポテトから低脂肪乳または水、果物または野菜など、健康的なものに置き換える取り組みを始めた。ただし、客は従来のソーダやフライドポテトを選ぶこともできる。
2010~2012年の子ども用の食事の売上を分析したところ、客の48%は健康的なサイドメニューを受け入れ、3分の2は牛乳や水を飲んでいた。サイドメニューを健康的なものに変えることで、カロリーは約21%低減し、脂肪は約44%、塩分は約43%、摂取量が抑制された。この変更で食事の費用が増加することはなかった。
この結果は、レストランにおける栄養バランスの改善が、企業と客の双方にとって有益となる可能性を示しているという。同氏は、「今回の結果は遊園地で得られたものだが、より広く応用できるかもしれない。他のレストランでも、客がより簡単に健康的な選択をできるように、不健康な選択肢を除外するアプローチを試す動機づけとなるだろう」と話している。