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おはようございます。さとうクリニックの佐藤です。今朝は「長時間労働では脳卒中に注意?」という報告です。
長時間労働と脳卒中リスクには統計的な関連性がある。週55時間以上の労働は、週35~40時間の労働と比較して脳卒中のリスクが33%高いことに関連している。これはこの課題に関する25件の研究を要約・検討した解析の結果である。
ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(英国)の科学者らは、心血管疾患および脳卒中の頻度に対する長時間労働の影響を調査した。冠動脈性心疾患の解析には研究参加者604,000人のデータを用いた。脳卒中の解析には男女約529,000人のデータを使用した。合計追跡期間は女性510万人年、男性380万人年だった。
長時間労働の悪影響は、特に脳卒中リスクに関して顕著だった。週35~40時間働く人に比べて、週41~48時間働く人は脳卒中リスクが10%増加し、週49~54時間働く群では、脳卒中のリスクが27%増加し、週55時間以上働く人では脳卒中発生率が33%増加した。