暑い時の水分補給には何が良いのか?
自身の嗜好にあわせて食事内容を選択できるダイエット法では、効果的な減量につながらない可能性が報告された。自分で食事内容を選択することで、減量へのモチベーションが向上するともいわれるが、それが裏目に出て、体重減少幅が小さくなることが今回の新しい研究で示唆された。この研究では、体格指数(BMI) 30以上の肥満者207人を対象に、低炭水化物ダイエットまたは低脂肪ダイエットの2つのプランのうち1つを選ぶことができる群と、どちらかの食事内容に事前に決められている群の2群にランダムに割り付け、48週間観察を行った。
48週間後の平均減量幅は、選択が可能な群で5.7kgだったのに対し、選択できない群では6.7kgと、選択可能な群のほうで体重減少幅がやや小さいことがわかった。この点について、筆頭著者は「非常に的を射た指摘だが、生活習慣の修正によって減量効果を上げたい場合には、嗜好に応じた食事内容の選択は好ましくないようだ」と述べ、他の選択肢として、新しい食べ物に挑戦することが最良の方法かもしれないと付け加えている。
やはり、ダイエットの際には自分の好みはやや控えないとダメなのかも?知れませんね。