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コラム
高蛋白質ダイエットは危険?
2015年5月17日
高タンパク質ダイエットは一般的に過剰体重の管理に推奨されるが、長期的な結果についてあまり調査をされていない。いずれにせよ、心血管疾患のリスクの高い人には、悪い影響がある。欧州肥満学会議で発表されたスペインの研究は、心血管疾患リスクのある人にとって、高タンパク質ダイエットは、体重増加と早期死亡のリスクを高めることを示した。
心血管疾患リスク因子の高い人において、炭水化物の代わりに総タンパク質を多く摂取することは、10パーセント以上体重が増加するリスクが90パーセントあることと関連性があった。タンパク質が脂肪の代わりに摂取された場合は、その傾向は有意ではなかった。
全死亡率のリスクは、高タンパク質摂取とともに増加した。タンパク質が、炭水化物の代わりとなった場合は、死亡リスクが59パーセント増加し、タンパク質が脂肪の代わりとなった場合は、死亡の可能性が66パーセント増加した。
「現時点で、長期の減量戦略としての高タンパク質ダイエットの使用を支持する証拠はありません。しかしながら、我々の研究を含む、その他の臨床転帰において、高タンパク質ダイエットの悪い影響を示すいくつかの証拠があります。」と著者らはまとめる。
やはり、極端なダイエットには色々問題がありそうですね。
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