暑い時の水分補給には何が良いのか?
喫煙や飲酒の習慣がある人、抑うつ状態または肥満の人では、ライフスタイルを少し変えれば腰痛が和らぐ可能性のあることが、米スマ・ヘルスシステム(オハイオ州)の研究で示唆され、発表された。
同研究者らは2,600万人のデータをレビューした。うち120万人、4%に腰痛がみられた。腰痛は、喫煙者(16.5%)、アルコール依存症患者(15%)、肥満患者(17%)、うつ病患者(19%)において最も多かった。
同氏は、「脊椎障害で説明できず、どちらかといえば筋肉痛である腰痛の場合、肥満やアルコール乱用、喫煙、抑うつが一因である可能性がある。肥満は腰痛との関連が最も明らかで、全関節と腰部にストレスがかかる。喫煙は血流を減少させ、やはり痛みの一因となりうる。抑うつも腰痛の一因となるが、腰痛が抑うつの一因になる場合もある。アルコール依存症も同様だ」という。
さらに、「これらの問題により身体を動かさなくなり、疼痛が増す可能性がある。ただし、これらの行動を変えれば全体的な健康が改善され、腰痛が軽減する可能性がある」と同氏は話している。



