暑い時の水分補給には何が良いのか?
日本人男性7,710人を対象としたWEBベースの断面全国調査において、1日2箱以上の喫煙、メタボリックシンドローム、高血圧、糖尿病の既往は、男性の硬さスケール(EHS: Erection Hardness Score)の低さと有意な関連を認めることが、東邦大学による研究で明らかになった。また、EHSは、EDのモニタリングや治療において有益であり、男性とそのパートナーとの生活の質を改善するための貴重なツールとなりうると考えられる。
男性の硬さは、男性の生活の質を測る要素の一つであり、EHSによって簡単に測定することができる。しかし、日本においては、EHSに関することや、EHSと老化、男性の行動、リスク因子との関連についての報告は少ない。
主な結果は以下のとおり。
・男性7,710人(平均39.3±13.0歳)が調査に参加した。
・ホスホジエステラーゼ5阻害薬を使用していたのは6,528人であった。
・EHS 3以下は3,540人(54.2%)、2以下は1,196人(18.3%)であった。
・男性の自信は、EHSの高さと強い関連を認めただけでなく、より高齢のグループ、子孫の存在、健康に対する意識がより高いこと、行為がより高頻度であることとも関連していた。
・多変量分析の結果、EHS 2以下のリスク因子は、1日2箱以上の喫煙、メタボリックシンドローム 高血圧、糖尿病の既往であった。