インフルエンザ、本格流行開始！

2014年1月25日

コラムカテゴリ：医療・病院

国立感染症研究所は1月24日に，2014年1月13～19日の全国におけるインフルエンザの定点当たり報告数は11.78（患者数5万8,233例）と，前週の5.51の2倍以上に増加したと発表した。同期間における全国の医療機関受診者数は約66万人と推計されている。

　1月13～19日の期間で都道府県別の定点当たり報告数が最も多かったのは沖縄県で36.74，次いで宮崎県（19.58），岐阜県（19.13），大分県（17.57），福岡県（16.31），熊本県（16.03），佐賀県（15.00）など。沖縄，九州地方での報告が上位を占めているが，全47都道府県で前週に比べ報告の増加が見られた。

　警報レベルを超えた保健所地域は沖縄県（4カ所），大阪府（2カ所），熊本県（2カ所），岐阜県，静岡県，愛知県，福岡県，宮崎県（各1カ所），注意報レベルを超えた保健所地域は全国44都道府県の272カ所に増加した。

　定点医療機関の報告に基づく，この1週間の全国での推計受診患者数は約66万人。5～9歳が約12万人と最も多く，次いで30歳代（約10万人），0～4歳（約9万人），40歳代（約8万人）などとなっている。

　当クリニックでは爆発的に増えているという感じではありませんが、毎日1-2人は出ているという感じです。皆さんもご注意下さい！

この記事を書いたプロ

消化器内科専門医で「内視鏡検査」のプロ

佐藤浩明（さとうクリニック内科・消化器科）

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