暑い時の水分補給には何が良いのか?
何をどのくらい食べるかは周りの影響が一役買っている可能性があることが、英リバプール大学の研究者の研究で示唆されました。同氏らは、この研究結果が健康的な食事を促進するキャンペーンなど公衆衛生政策のうえで役立つ可能性があるとしている。
研究の結果、周りの人が低カロリーや高カロリーの食品を選択すると言うと、言われた人は自分も同じ選択をする可能性が高かった。また、社会的な規範も食事の量に影響を及ぼしていた。周りの人が大食いすると言うと、言われた人は自分もより多く食べる可能性が高かった。同氏らによれば、食べ物の選択は明らかに社会的なアイデンティティと関連しているという。
「今回レビューしたエビデンスは、食行動は社会的に伝染する可能性があるという考えと一致している。状況によっては、食の規範が社会的集団内での自分の位置を固める方法となる可能性がある。人の行動は、集団の規範によって変わる可能性がある」と同氏は述べている。