漢方治療について

2013年11月6日公開 / 2014年7月1日更新

テーマ：研究会発表

コラムカテゴリ：医療・病院

　おはようございます。昨日、5日は少人数の研究会ではありましたが、漢方診療に対する講演をして参りました。私自身は開業以前はあまり漢方治療には馴染みがなかったのですが...開業後に比較的ご高齢の患者さんをより多く診察する様になり、加齢に伴う疾患とも多く接する様になりました。
例えば...膝が痛むという患者さん。多くは整形外科に通い、関節に水が溜まればそれを抜き、場合によってはヒアルロン酸の注射をしたりなどしている様です。しかし、如何せん加齢に伴う病気でもありますからその繰り返しで病状は一進一退。この様な患者さんでご婦人で足が少し浮腫み気味な方に漢方薬を処方しますと...決して100％とは言いませんが（笑）かなりの確率で膝の痛みも改善傾向が見られたりします。
　西洋医学でのある意味、限界の患者さんにも漢方治療は威力を発揮することが多々あります。

この記事を書いたプロ

消化器内科専門医で「内視鏡検査」のプロ

佐藤浩明（さとうクリニック内科・消化器科）

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