鈴木慎太郎プロのご紹介
働くすべての人の幸せを願う社会保険労務士。本気で会社を変えたい経営者をサポートします(2/3)
震災復興を目指し故郷の南相馬市で開業。自らの経験を原動力に職場改善に取り組む
鈴木さんが多くの労働問題に心を尽くすのには、深い理由があります。
大学卒業後は大手生命保険会社に就職。優秀な成績をおさめ、本社勤務へと栄転しますが、連日深夜に及ぶ激務が続き、心身に支障をきたして31歳で退職します。自身の経験を振り返り、「この先、絶対に自分と同じ苦しみを味わう労働者は出したくない。世の中の働き方を変えて労働者を救いたい」。それが社労士への一歩となりました。
その後は新聞配達をしながら猛勉強。当初は仙台での開業を考えていましたが、2011年3月、東日本大震災が発生。故郷の南相馬市が大きな被害を受け、「地元復興のために尽くさなければ」と帰郷を決意したのです。被災地ではNPO法人の労務管理などに携わり、復興に寄与してきました。
人と真っすぐに向き合う鈴木さんの人間力は、あらゆる場面で真価を発揮しています。ある顧問先では全社員と面談を実施。社員が心を開き、「お客さまより社内優先」「自分の業務に価値を見いだせない」など、モチベーションに大きな問題があることがわかりました。そこで鈴木さんは、「働きがいが持てる健やかな会社づくり」を社長に提言。福利厚生を整え、人材教育のプロを呼んで研修を行うなど、根気強く改革に取り組んだ結果、社員から「新たな仕事のやり方を提案したい」「会社のために何とかしよう」と目に見えて意識の変化があり、離職率も減少したといいます。
「企業の成長は、どれだけ社員と真剣に向き合うかが大事。自分の信念が報われた出来事でした」と鈴木さん。「社員さんの『会社が変わって働きやすくなった』という声ほどうれしいものはありません」と笑顔を見せます。
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