「一口だけ」が、一番あぶない

鎌田千穂

鎌田千穂

テーマ:心のあり方のヒント

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「一口だけ。」

この言葉。
日本で一番、信用されていない約束かもしれない。

( ̄▽ ̄;)

もはや約束じゃない。
誘惑が口を借りてしゃべるウソ。

一口目は、お菓子の営業担当

ポテトチップス。
チョコレート。
アイス。

最初の一口。
あれは食べているんじゃない。

試食を装った営業活動。

「いかがですか?」
「続きもありますよ。」

気づけば、
手が勝手に袋へ戻る。

お菓子。
営業成績が良すぎる。

チャック付きは、メーカーの願望

最近のお菓子。

チャック付き。
便利。

・・・でも、
あのチャック。

閉じるためじゃない。
"閉じられる人もいますよ"という希望の展示品。

現実は、
開封から完食まで一直線。

チャック、
今日も出番なし。

「あと一枚」は、永遠に終わらない

あと一枚。

・・・まだある。

これで最後。

・・・まだある。

袋の底。
ブラック企業の終業時間。

「もう終わり。」
と言われ続けるのに、
全然終わらない。

割ると、罪悪感まで小さくなる

板チョコ。
パキッ。
「半分だけ。」

クッキー。
「小さいから。」

ポッキー。
「細いから。」

人間。
食べ物を小さくすると、

カロリーまで遠慮してくれると思っている。

そんな優しい世界じゃない。

脳は、言い訳を作る天才。

「今日は食べない。」

5秒後。
脳が会議を始める。

「今日は疲れた。」

「一口くらい誤差。」

「ストレスは体に悪い。」

結論。
脳内会議、全会一致で可決。

全部食べちまえ~~~。

本当に止めるのは、自分じゃない

「もう食べない。」
袋を閉じる。

3分後。
また開ける。

人間の意志。
Wi-Fiくらい不安定。

結局、
口に入れるのを止めるのは理性じゃない。

欲求
唯一、
絶対に裏切らないストッパー。

最後に

「一口だけ。」
「あと一枚。」
「これで最後。」

この魅惑のちょこっとだったら大丈夫発言。

全員グル。

しかも最後に、
「あしたから。」
という親分まで出てくる。

だから今日も、
袋を開けた瞬間、
勝負は終わっている。

人って、
「一口だけ」を食べているんじゃない。

最後の一枚まで、 約束を破り続けている。

理性は、いつも少数派。
毎回、誘惑に敗北。

( ̄▽ ̄;)

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鎌田千穂
専門家

鎌田千穂(産業カウンセラー)

Chi-ho’s studio

組織課題を広い視野で捉え、主体性を持った思考と行動力、公私の均衡を図る自律型人材育成を行うこと。分析・統計による業務改善の解決策を示し、個人の悩みを解き放ち、企業の繁栄に繋げることが専門です。

鎌田千穂プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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