あなたもできる!共感の達人になる方法

鎌田千穂

鎌田千穂

テーマ:心のあり方のヒント

産業カウンセラーの鎌田千穂です。
チホズスタジオは福岡市に拠点を置き、オンラインや訪問をあわせた産業カウンセリングを実施。
他にも実施していることは

  • 産業カウンセリング及びコンサルティング。
  • 人材育成の仕組みづくりのための自発的行動を促す教育研修。
  • 「業務改善・組織変革」の企画提案実施。
  • チホズ文字分析による人材分析及び提案。

きなこもち
さて、今日は火曜日。
仕事を進めていると職場の会話に悩むことがあるかも。
他者の感情や視点を理解し、共感する能力は、効果的なコミュニケーションに不可欠。

中でも、アクティブリスニング(積極的傾聴)のテクニックは、特に重要なスキルです。
今回は、他者の話をしっかりと聞くための具体的な方法を紹介します。

1. 話し上手になるための黄金ルール

まずは、相手に全神経を集中させることが大切。
ちょっとした探偵気分で、相手の話に耳を傾けてみましょう。

話し上手の一歩♫ 意識することは何?

話している相手に対して、以下の点を意識してみてください

アイコンタクトで信頼を勝ち取る

目を見て話すことで、相手に対する関心と尊重を示します。

ただし、じっと見つめすぎてロックオンは怖いですよ。
相手を怖がらせないように注意が必要。
あくまで自然に。

ボディランゲージでアピール

身体の向きや姿勢を相手に合わせることで、より親しみやすくなります。
「私はあなたの話をちゃんと聞いているよ!」と全身でアピールする感じで。

リアクションで安心感

相槌や笑顔などの適切なリアクションをすること。
相手に話を聞いていることを伝えます。

・・・とはいえ、うなずきすぎて首が疲れる方も・・・。
うなずきすぎると「軽っっ!」と思われるし、いい加減な印象に。
そのような残念な自分を防ぐためにも、うなずき方は適度に行いましょうね。

2. 内容理解のプロフェッショナルになる

相手の話を聞いた後、内容を確認することも大切。

違うことを考えていて「聞いているふり」や「聞いているつもり」は厳禁です。
以下の方法で、相手の話を正確に理解しているか確認しましょう

話を要約して伝える

相手の話の要点を自分の言葉でまとめて確認します。
「あなたが言いたいのは…ということですね?」といった伝え方です。

ただし、あまりにも要約しすぎると偉そうに聞こえるかも。
適度な要約に留めましょう。

相手が話しやすく考えを伝えやすい質問

質問を投げかけることで、相手の意図や感情をより深く理解します。
「どうしてそう思ったのか、もう少し詳しく教えてください。」
「その時、どんな気持ちでしたか?」といった質問です。

ですが、自分が知りたい関心事項に対して質問をすると話が全く違う方向に・・・。
あなたの関心は必要ありません。
質問の深堀りに意識を向けておくとGOODです♫

3. 評価しない、ただ耳を傾ける

相手の話に対して、評価や判断を下さずに受け入れることも重要です。ここは探偵とは違い、相手を裁くことはせずに耳を傾けましょう。以下の点に注意しましょう
批判を避ける
相手の意見や感情を否定せず、そのまま受け止めます。批判的な態度は、相手の話を妨げてしまいます。例えば、以下のようにダメ出しせずに伝える方法があります
言葉の表
共感力で心をつかむ
相手の感情に共感し、その感情を理解する姿勢を持ちます。

例えば、「それは辛かったですね」といった共感の言葉をかけることも大切。
ですが、共感と同調を混同しないようにしましょう。
共感は相手の感情を理解し寄り添うこと。

ですが、同調はその感情をそのまま自分も感じることです。
同調しすぎると、相手と一緒に沈んでしまうこともあるので注意が必要ですよ。

4. フィードバックで相手を受け止める

最後に、相手の話に対してフィードバックを提供することもアクティブリスニングの一環です。
以下の方法で、効果的なフィードバックを行いましょう

具体的な伝え返し

具体的な例や状況を交えてフィードバックを提供します。例えば、「あなたの考え方にはこういった強みがあると思います」といった形です。ポジティブな探偵として、相手の強みを見つけましょう。

言葉の力で元気を与える

肯定的なわかりやすい言葉を用いて、相手の自信を高めるように努めます。
とはいえ、「肯定的な伝え方ってどうしたらいい?」と思うこともありますよね。

以下に、伝え方の例を挙げます。
言葉の表
共感を高めて人付き合いを円滑にしていくコミュニケーションは、人間関係を豊かにし、信頼を築く上で大切なこと。

あなたの話を聴く姿勢と態度が、あなたの魅力を培っていくもの。
その時に伝えることがヘタでもいいんです。
相手が、自分の気持ちを伝えられるようになるために失敗だってつきもの。

自分が出来るようになるには人を変えて、繰り返し練習をすることが必要。
うまくいかないことから学びとる成長する機会があるからこそうまくなる。

人と話して身につくものが会話力

ですが、人間関係がうまくいかないので話さないほうが良いと考える人もいます。

とはいえ、残念なことは、話さないことと選んでも人との関係は切り離せません。
避けて通ることが、どれほどあなたの魅力を損なっていくのか。

また、インターネットを調べて、どんなに手段や方法を概論で理解したとしても、実践とはかけ離れています。

人生は実践に伴って五感を使った学びの連続。
より良いコミュニケーションって何かを模索して、自分らしいコミュニケーションを手に入れましょう
どうぞ、会話力を高める宝探しを通じて、相手の気持ちに寄り添う挑戦を楽しんでください!

実践がちょっとキツイと感じたら

・・・でもやっぱり自信がないときってあります。
そんなは、産業カウンセリングがオススメ。

自分の思考の癖
相手への配慮不足を補う対策
言葉足らずの補完


そんな自分にとって見落としているコトに真に気がつく機会が得られます。
客観的に腹落ちして、時短で成長はじめましょう。

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鎌田千穂
専門家

鎌田千穂(産業カウンセラー)

Chi-ho’s studio

組織課題を広い視野で捉え、主体性を持った思考と行動力、公私の均衡を図る自律型人材育成を行うこと。分析・統計による業務改善の解決策を示し、個人の悩みを解き放ち、企業の繁栄に繋げることが専門です。

鎌田千穂プロは九州朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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