効率的なチームコミュニケーションのコツ:成功の鍵はここに!
チホズスタジオ
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡市でオンラインや訪問を中心としています。
事業内容は産業カウンセリング及びコンサルティングサービスです。
チホズ文字分析による、人材分析及び提案も行っています。
「反省」と「後悔」は似ているようで全く違う
今回は「反省」と「後悔」について。
産業カウンセリングをしているとでてくる言葉「反省」と「後悔」のこと。
とはいえ、「反省」と「後悔」は似ているようで全く違うものなんです。
そのことについて、お話します。
後悔と反省、言葉の定義
まず、後悔と反省について言葉の定義を振り返りましょう。
後悔は、感情の動き
あの時こうしておけばよかったと過去を悔やんで、後ろ向きに立ち止まる。
反省は、理性の働き
次はこうすればよかったかもと失敗を受け入れて、前向きに行動する。
また、自分の良くなかった点を認め、改めようとすること。
一言で言うなら、後悔は「悔やむこと」、反省は「省みて考えること」の違いです。
現実を拒絶するか改めるかの違いであり、現実を拒絶すると繰り返します。
現実を受け入れ改めると上手くいくに決まっています。
毎日の生活における後悔・反省
毎日が家事や育児に追われ、同じことの繰り返しで感じる疲労感。
特に、仕事内容も単調な内容に加え、職場でも気を使って仕事をするストレスも日々の生活を厳しくしていますよね。
職場の上司の言動に対して、「もっと強く言い返せばよかった」と後悔することもあれば、子どもたちとの時間に対して「もっとこうしてあげればよかった」と反省することもあるでしょう。
心に余裕ができると、「はい、上司の得意技出ました!」って感じで気にもならない。
ですが、相手を自分の思ったとおりに変えたいと思う場合は、「是正してやらねばならない」と言う気持ちが湧き上がります。
そう、自分は変わらずに相手を変えてやらねばと躍起になる傲慢さが見え隠れすることも。
本当に大事なことは、経験を糧にどのようにスキルアップか活かせるように、自分自身のとらわれを省み改めて行動できる人間力ではないでしょうか。
~ちょっと余談~
視野が狭いと不満が増えるとご存知ですか?
そして、自分の考えが正しいと思い込んでしまいます。
どうして、「その流れになったのか」前後のことを組み合わせ考察するチカラも未熟であれば、ちょっとした変化に切り替えができず、感じる必要もないのに、必要以上に大きな困難だと感じやすい状況に陥ります。
心のなせる技とはいえ、もっと楽な生き方ができるはず。
それなのに、率先して不満の種を探し、不満を増幅させてゆくのです。
これは承認欲求と依存心の現れ。
仕事や関係構築が不得手な方によく見られています。
こういった状況は、思考の癖に気が付き、論点整理ができるようになるには訓練しか無いんですよねぇ。
思考の癖に気が付き論点整理ができる人には、気にもかけないことすら、本人は辛いと思い込んでスイッチを入れてしまいます。
2通りの振り返り方
過去を振り返る二つのこと。
自分の不得意なことを躍起になってできるようにしているところに、上司が別の仕事を頼んできたときは、「仕事が増えた」と不満になるかもしれません。
これを機に自分の仕事のやり方や時間管理を見直す機会と捉えることができると作業効率の見直しが始まります。
あなたはどちらが自分にとって良い影響になると思いますか?
そして、どちらの行動を率先して選択していますか?
反省の力
反省とは、未来への期待と現状のズレを修正することです。
仕事での失敗を「次回はどうすればいいかな?」と考えたり、何気ない言葉で相手を傷つけてしまった時に「明日素直に謝ろう」と未来に向けて改善策を見つける行動になります。
反省し改めることで得られる良いこと
毎日、反省し改めることで、不思議なことが起こります。
過去の失敗が教訓となり、同じ失敗を繰り返さない未来を作ることができるのです。
そこに産業カウンセリングの力が必要。
主観に溺れず冷静になって自らを受け止める。
反省し改めることで、未来への道を切り開くことができるのです。
まとめ
人間は「想像力」を持つ唯一の動物です。
この能力を使い、過去を後悔するのではなく、未来を創造するために活用しましょう。
産業カウンセリングを通じて、反省と改善を繰り返し、心の期待と現状のズレを修正することで、より良い未来を手に入れることも大事。
後悔のない人生を目指してみませんか?
産業カウンセリングを受けることで、きっと心の中にある「こうありたい」という希望に向けた新しい一歩が踏み出せるはずです。
興味を持った方は、ぜひ一度試してみてください。
後悔と反省の違い ショート動画
https://youtube.com/shorts/47LAeXhqFAc