今までやってきたことを俯瞰する

2020年8月17日

テーマ：再就職支援

コラムカテゴリ：ビジネス

何らかの理由で就職活動をせざるを得なくなったとき、いきなり履歴書や職務経歴書を書いて、自分が伝えたいことを書く方がいます。それと同時に、書類を作りながら、自分の欠点に目を向け、その欠点をフォローするように自己弁護し、保身に走る傾向がある書類を多くみかけます。ですが、そういった内容は、履歴書や職務経歴書で伝えるべきこととはかけ離れています。

履歴書や職務経歴書で伝える内容は、「どのようなことを意識し、どのように仕事を任されてきたのか、それによりどのような成果やノウハウを持っているか」個人の能力が一目でわかるようにすることが本来の目的です。そのため、履歴書や職務経歴書には、私情を交えた自分の主張は必要ありません。

仕事の棚卸

私がキャリアカウンセリングを行う時は、必ずと言っていいほど、ご自分の経験含めて仕事の棚卸をすることから始まります。
しかし、私がキャリアカウンセリングを行えば有料になります。そこで、ハローワークで無料のキャリアカウンセリングを受けられることをお勧めしています。また、ご自分の経験を含めた仕事の棚卸には、ジョブ・カードというモノを使って行うこともあります。ボリュームはあるのですが、自分で棚卸ができる書類なので利用されるメリットも多くあります。

ジョブ・カードの活用

ジョブ・カードは、個人のキャリアアップや、多様な人材の円滑な就職等の促進を目的とした、「生涯を通じたキャリア・プランニング」及び「職業能力証明」のツールです。
ハローワークを利用して相談される場合も、ジョブ・カードを持っていれば、キャリアの振り返りやキャリア・プランの検討などをきめ細かく行ってくださいます。ご自身の職業能力を見える化することができたなら、履歴書や職務経歴書を書く準備を始めることができます。また、面接の際に自分の能力を相手にわかりやすく説明が可能になる基礎作りができるので、質問の回答もスムーズになるかと思います。

自分の今の気質を客観的に把握してみませんか？
そのことで心が軽くなれば明日が待ち遠しくなるかもしれません

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