昭和時代の「恋愛ファッション」:おしゃれの黄金時代
産業カウンセラーのお仕事をしていると、
相談者が本当に何をしたいのか疑問になる時があります。
生活に困っているんです。
借金の返済が苦しいんです。
何の仕事でも良いのでやりたい。
仕事が欲しいんです
と言っている割には、
その給料では生活ができない。
その仕事はしたくないんです。
資格がないからできません。
もう少し給料がいいところが良い
・・・とおっしゃる。
そして、ご自身が求めている仕事や報酬に自分のスキルが見合うかどうかは棚上げされ、定職につく事やアルバイトさえお仕事をされない。
言い換えれば、お仕事をしないことを、できない事に変えて、さも当然と言わんばかりに、ご自身の気持ちをご自身が納得できように正当化されるのです。
私は地べたを這って生きてきた人間ですから、
当たり前のように生活に困っていた辛い頃ももれなくあるのです。
そしてそれは今でも同じ。
時代の先を読んで可能性に向かって動き続けていますが、
安定生活と困る生活の背中合わせなので、しっかりとアンテナを張り巡らせ動き続けています。
なので、生きることに必死だった頃、心にもないお世辞をいって、顔色をうかがってでも、二足のわらじ履いてでも、グダグダ言われようとも、仕事をやらない理由を正当化する事はしてませんでした。
また、自分の何かが無いから、あれができないというような言い訳をいう事もなく、どんな仕事でも楽しかったし、多くを学べた。
そして、感謝しつつ、関わる方々と対等である気持ちを持って、何処の企業にいってもノウハウをしっかりと習得し、自分のために、そして企業のために仕事をしてきました。
それは、今も不動です。
だからこそ、
お見えになった方のお話を伺っていると、
言ってることとやっている事に矛盾を感じて、
本当はどうしたいのかしらと疑問が湧き上がってくるのかもしれません。
勿論、その時は、
できない理由を自分に言い聞かせて、
やらない事を正当化している事にお気づきですか?
と、自己矛盾を起こしている事実をお伝えします。
会社を経営しているもう一人の私の考えと言えば、
やっぱり仕事をしてもらう以上は、自分の給料は自分で稼いでくるくらいの勢いが欲しい。
ですが、ご自分の身体を酷使して、休みも休めないような抱え込み仕事はして欲しくないし、
そんなことをするくらいなら、報告・連絡・相談を受けて、改善提案をもらいたいし、改善したい。
そんな経緯を踏んで、自らのやりがいを見つけ、そこから多くの学びを深めながら、生きる楽しさや成長を実感できる人と、一緒にお仕事をしたいと考えてしまいます。
さて、このブログを読まれている方は、
ご自分のやりたいことと、できない理由を人に伝えながら、行動に自己矛盾を起こしてはいませんか?
そして、私のブログを何らかの形で読まれた方で、
嫌な気持ちが湧き上がってきたとき、
そうでない時も含めて、
どうして、そのような感情が湧き上がってきたのかと
その感情に向き合ってみて、自己理解を深めてくださいね。
自分の思考の癖が、少しだけわかってくるかもしれません。
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