2021 赤ちゃん名前ランキング
おはようございます。
福井の社会保険労務士/シナジー経営の北出慎吾です。
5月もいよいよ最終週。来月からは6月に入ります。2026年度もすでに半分近くが過ぎ、新入社員が入社して、2ヶ月経過します。目標の進捗や教育など色々と取り組むことがありますが、じっくりと話をする時間をとることも大事です。
新年度が始まって2ヶ月が過ぎ、新しい環境に少しずつ慣れてきた若手社員の方も多いのではないでしょうか。それと同時に、迎えた側の企業や上司、人事担当者にとっても「これからどう育てていくか」という育成プランが本格化する時期です。
人手不足が深刻化する今の時代、企業は若手社員に対してどのような姿勢や行動を期待しているのでしょうか?今回は、株式会社帝国データバンクが2026年5月に実施した「若手社員に将来身につけてほしい姿勢・行動アンケート」の最新データをもとに、現代の企業が若手に求めている本音と、そこから見えるこれからの働き方のヒントを紐解いていきます。
■ 圧倒的トップは「主体性・積極性」!
自ら考えて動く力が最重視される理由
調査結果によると、企業が若手社員に将来身につけてほしい姿勢・行動として、「主体性・積極性がある(自ら考えて行動できる)」が68.4%と、2位以下に圧倒的な差をつけて突出したトップとなりました。次いで多かった項目は以下の通りです。
主体性・積極性がある:68.4%
責任感がある:34.4%
学び続ける姿勢がある:25.2%
自立して業務を遂行できる:21.0%
この結果からわかるのは、企業は単に「言われたことを正確にこなす人」ではなく、「自ら課題を見つけ、自立して学び、最後まで責任を持ってやり遂げる人」を強く求めているということです。アンケートに寄せられた企業の声からも、「仕事は与えられるより、見つけることができるようになってほしい」(大企業・専門サービス)「安易に周囲から答えを聞くのではなく、なぜ・なぜを5回行って深掘りしてほしい」(中小企業・機械製造)といった、自発的な行動と深い思考力を期待する本音がリアルに伝わってきます。
■ 「大企業」と「中小企業」で異なる、若手への期待値
今回の調査の非常に興味深いポイントは、企業の規模によって若手社員に求める要素に明確な違いがある点です。
【大企業】キーワードは「チームの成果」
細分化された組織で動くことが多い大企業では、「チーム全体の成果を意識して行動できる」(24.7%、中小企業より+8.1ポイント)の割合が比較的高くなりました。個人の優秀さだけでなく、組織の一員として周囲と調和し、全体のパフォーマンスを最大化できる力が求められています。
【中小企業】キーワードは「即戦力と責任感」
一方で、一人ひとりがマルチに多様な業務を担う場面が多い中小企業では、「責任感がある」(36.1%、大企業より+12.4ポイント)や、「自立して業務を遂行できる」(21.9%、大企業より+6.3ポイント)といった項目が目立ちました。一刻も早い即戦力化と、自分の仕事に責任を持ってやり遂げる自律性が強く期待されていることが伺えます。
■ 一方で「リーダーシップ関連」は1桁台の低水準に?
その一方で、意外な結果となったのが、「周囲を巻き込める」(2.1%)や「OJT・後輩指導ができる」(3.4%)といった、組織協働やリーダーシップに関する項目です。これらはすべて1桁台の低い水準にとどまりました。これは企業がリーダーシップを軽視しているわけではなく、「まずは自分の足で立ち、自立して動けるようになってから、次のステップ(周囲の巻き込みや指導)へ進んでほしい」という、段階的な育成のステップを考えているからだと言えるでしょう。まずは足元の「主体性」や「責任感」を身につけることが、何よりの先決なのです。
■これからの若手育成とキャリア形成に必要なこと
少子化による人材難が加速する中、企業にとって「いまいる若手社員の能力をいかに引き出し、定着させるか」は死活問題です。
・若手社員の皆さんへ
企業が求めているのは、完璧なスキルではなく「失敗を恐れずに自ら考えてチャレンジする姿勢」です。わからないことをすぐに諦めず、自分なりの仮説を持って動く「主体性」を意識するだけで、社内での評価や信頼は大きく変わるはずです。
・育成に悩む上司・人事担当者の皆さんへ
若手に「主体性を持って」と口で言うだけでは、なかなか人は動きません。失敗しても会社の責任であるという安心感を与えつつ、安易に答えを教えすぎずに「どう思う?」と問いかけるような、自律性を引き出す環境づくりとコミュニケーションが、今後の育成においてますます問われていくのではないでしょうか。
上記の課題や取り組みをもとにした研修プログラムを当社では準備しています。ぜひご活用ください。たくさんの企業様にご利用いただいております。
詳細はこちら
新入社員フォローアップ研修2026
https://synergy-management.co.jp/follow-up-2026/
【編集後記】
面談の時間、フィードバックを多くとっている企業が定着に大きく貢献しています。


