社内コミュニケーション改善のヒント

北出慎吾

北出慎吾

テーマ:コラム

おはようございます。
福井の社会保険労務士/シナジー経営の北出慎吾です。

GWが終わり、最近は気温も暖かく、過ごしやすい季節ですね。



「最近、社内の風通しが悪いな」「指示がうまく伝わっていない気がする」と感じたことはありませんか?HR総研が実施した「社内コミュニケーションに関するアンケート」によると、実に9割近い企業が「社員間のコミュニケーション不足は業務の障害になる」と回答しています。もはやコミュニケーションは、単なる「仲の良さ」の問題ではなく、経営に直結する「インフラ」と言えます。最新の調査結果を読み解いていくとコミュニケーション改善のヒントが見えるかもしれません。

1. なぜ「伝わらない」のか? 浮き彫りになった課題
調査では、コミュニケーション不足が招く具体的な障害として、以下の3点が上位に挙がっています。
・迅速な情報共有の停滞
・部門間・事業所間の連携ミス
・目指す方向への認識の統一ができない

特に興味深いのは、企業規模を問わず「管理職のコミュニケーション力不足」が課題の筆頭に挙げられている点です。多様な働き方や価値観の多様化により、かつての「背中を見て覚えろ」というスタイルはもはや遠い昔の世界です。

2. 今、注目されている「1on1」と「対面の価値」
課題解決の手段として、近年多くの企業が導入しているのが「1on1ミーティング」です。単なる業務報告の場ではなく、部下の悩みやキャリアについて対話する時間を定期的に設けることで、信頼関係の土台を築きます。調査でも、1on1を導入している企業では、エンゲージメント(貢献意欲)が高い傾向が示されています。また、改めて「飲み会」や「社内イベント」などの対面施策が再評価されているという点も注目です。オンラインチャットでは「正解」のやり取りはできても、ふとした雑談から生まれる「気づき」や「心理的安全」を育むには、やはり対面での交流が効果的です。

社内コミュニケーションが活性化している組織は、離職率が低く、イノベーションが起きやすいという明確なデータがあります。
「忙しくて話す時間がない」
確かに上司は色々な仕事で忙しいでしょう。しかし、「話す時間」を削った代償として、大きなミスや離職による損失を招いていないでしょうか。まずは、今日から1日1回、業務以外の「雑談」を誰かと交わすことから始めてみてください。小さな対話の積み重ねが、強固な組織を作る第一歩となります。私も実践しています。

【編集後記】
GWは、高嶋ちさ子さんのクラシックコンサートに行ってきました。クラシックの音楽、大丈夫かなと思いましたが、トークも音楽も大満足でした!

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北出慎吾
専門家

北出慎吾(社会保険労務士)

シナジー経営社会保険労務士法人

顧問契約(労働・社会保険の書類作成、手続き代行)や給与計算業務だけではなく、会社を発展させ、リスクから守る就業規則の作成、人事評価制度の構築や社員研修などを得意としている。返済不要の助成金提案も好評。

北出慎吾プロは福井テレビが厳正なる審査をした登録専門家です

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