働きアリの法則
おはようございます。福井の社会保険労務士 北出慎吾です。いよいよ今週は、春のセンバツ高校野球の準決勝、決勝が行われます。このメルマガはベスト4が出そろった時点で書いていますので、どこが決勝に進出し、優勝するかちょっとドキドキですね。前評判通りの大阪桐蔭か、それともイチロー選手に指導を受けた国学院久我山か。楽しみな一戦ですね。
先日、合同の新入社員研修2022が行われました。各社のフレッシュな新入社員が集まり、社会人になるための第一歩を踏み出しました。緊張した面持ちも時間の経過とともに和らぎ、コロナ禍で不安だった就活を振り返りながらビジネスマナーや社会人としての心構えを学び、実践していました。新入社員研修を実施していると、昔の自分を見ているようで、身が引き締まります。さて、今回はその新入社員について。あなたは、運動部学生とそうでない学生どちらが就職に有利だと思いますか?
株式会社マイナビは、2022年度運動部学生の就職に関する意識調査を発表しました。その結果、運動部学生は就職活動に有利かどうか聞いたところ、
・「有利だと思う(39.3%)
・「どちらかというと有利だと思う(38.2%)
で「有利だと思う」と回答した割合は77.5%でした。
その理由については、
・「誇れる経験ができている(53.7%)」
・「自分に自信を持つことができた(32.8%)」
・「部活内で情報共有ができる(40.0%)」
・「OB・OGに相談できる(32.2%)」
など部活動の経験を糧にしているものや、人間関係の強みがあがっています。また、運動部の活動を通じて身についた強みとすると、
1位「礼儀・挨拶(81.0%)」
2位「コミュニケーション能力(68.9%)」
3位「上下関係の理解(67.7%)」
4位「チームワーク(62.4%)」
5位「体力(62.2%)」
6位「忍耐力(62.1%)」
7位「責任感(59.3%)」
でした。礼儀作法は強いチームほどしっかりとしている感じがしますね。分析では、異なる年代・年齢で構成された競技チームにおいて、コミュニケーション方法や振る舞いを身につけている様子が見てとれるとコメントも発表されています。社長や人事担当者と話をすると、運動部の人が絶対という採用基準を持っている会社や野球部出身のみというかなり尖った採用基準を持っている会社もあります。
採用にはペルソナが大事だと言われますが、運動部や野球部というのも大事なペルソナ。あなたの会社のペルソナに運動部は入っていますか?もちろん、運動部ではなくても会社で活躍している人はたくさんいると思います。これはあくまでも一例ですので、自社に合わせてペルソナを設定してください。
最近はオンラインでの相談も増えていますので、ぜひこちらから。
https://kkr-group.com/inquirys
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社
●入社2年目のステップアップ研修開催します。
2022年4月15日の1日間
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【編集後記】
センバツ高校野球の活躍は夏の甲子園の期待を更に上げてくれますね。今年、春夏連覇を達成するのはどの高校か!?