新型コロナウイルスに対する雇用調整助成金4
おはようございます。
「鬼滅の刃」って子供に人気だけど、首を切るシーンや血を流すシーンって怖くないの?と感じた福井の経営人事コンサルタント・社会保険労務士の北出慎吾です。
親も一緒になって観ているんでしょうけど、切ないシーンや主人公の心優しいシーンが魅力との声もありますのでもう少し鬼滅の刃について勉強してみます。まだまだわかっていないのかなww
さて、今日も人材育成の話です。
若手社員や新入社員の育成について質問がありました。
「最近の若手の育成方法がわからない。」
「今まで通りの育成方法だと辞めてしまったり、ハラスメントと言われそうで、気を使って育成することも違う気がする」
このようなご相談は、数年前から上がっていますが、若手社員の特徴として、
「失敗が恐い」「答えがないと動けない」と言われています。
(もちろん全員が当てはまるものではありませんし、一緒にするなと声を上げる若手社員もいることでしょう。)
この世代は、デジタルネイティブ世代といわれ、小さい頃から身の回りにネット環境が当たり前のようにあり、何かに悩んだ時やつまづいた時、調べものをしたい時にすぐに検索できるという環境でした。
その結果、自分で考えて行動するよりも先に、まず調べたり、人に聞いてから行動するという習慣が身についています。
このように、経験をする前にまず準備をしてから行動したいという特性を「経験前学習」といいます。決して悪いことではないですし、効率よく仕事をするという点ではありです。
しかし、行動して学んでいることは少ないため、失敗した時の対処法に弱いという特徴もあります。
またすぐに人に聞くということから先輩社員の手が止まって生産性が悪いということもあります。
また教えてくれることが当たり前という意識も少なからず持っているため自助努力の意識が低い。
(もちろん教えることは必要ですが、すべてを教えてくださいでは成長しない)
この時、意識したいのが「経験学習」。
失敗した時に何が問題だったのかを自分で考えさせ、上司からも何が問題なのかを伝えること。
その上で自分に何が足りなかったのか、何を変えるべきなのかを考えさせます。
もちろんこれは、若手社員だけでなく、自らの行動にも当てはまるため、当たり前の育成方法と言えばそうです。
「経験前学習」から「経験学習」へ
経験値は多い方がいい。
経験値を苦と思うか、学びと思うか。
成長スピードが変わります。ぜひ伝えてみてください。
最近はオンラインでの相談も増えていますので、ぜひこちらから。
https://kkr-group.com/inquirys
福井の社会保険労務士
北出経営労務事務所/シナジー経営株式会社
【編集後記】
今年の流行語大賞に鬼滅の刃がノミネートされましたね。大賞はいかに!!