電池交換した時計が１年以内もしないうちに止まってしまった。

2017年1月18日

コラムカテゴリ：くらし

おはようございます。
本日はクオーツ時計の修理について少し書かせて頂きます。

電池交換をしても１年以内にとまったり、時間がズレてしまう場合は中の機械の修理が必要です。

電池の電圧を測ってみてまだ、動く分には十分電圧が残っていた場合何かしら機械に不具合は発生している可能性があります。電池は残っているがしばらく使っていたので、お客様から電池をまた新しいのに変えてみてくれないか？と相談を受けるのですが、車で例えるとガソリンが残っているのに車のエンジンがかからない状態です。新しい電池を入れても同じように止まってしまいます。

また、電圧が減っていた場合は中の機械がものすごく電池を消費する状態になっていると思われます。よくお客様から長く持つ電池を入れてくれと相談を受けるのですが、電池が長く持つのではなく、中の機械が電池をどれぐらいの期間をかけて消費するかなのです。同じく車で例えるとこの店舗でガソリンを入れると長く持つなぁ。ここで入れるとすぐにガソリンがなくなる。等は言いませんよね？

これと一緒で電池も電池が長く持つのではないんです。機械が電池をどれぐらの速さで消費するかなのです。車でも同じ１リットルのガソリンでも２０キロで走る車もあれば７キロの車もあります。時計の電池も同じです。

その他の可能性もございます。
もし、何か不具合や気になる事があれば一度勇進堂へお気軽にご相談ください。

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また、各都道府県にて修理の技術者がいる時計店を紹介しているサイトがございます。もし、修理でお困りの際はご活用して頂けると幸いです。

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大切にしている仕事は電池交換です。電池交換ぐらいどこで交換してもいいやって思うのは危険です！電池交換という作業は色々な経験をしてきた僕でも今でも緊張をもって交換しています。電池交換には勇進堂は命かけています。電池交換にはぜひご相談ください

この記事を書いたプロ

時計修理のプロ

川口誠（時計工房　勇進堂）

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