ベルトの溶接が取れてしまったブルガリの時計。レーザー溶接をしてもらいました
おはようございます。これからの時期梅雨が近くまで迫ってきています。この梅雨の時期に気を付けてもらうのが時計の内部の曇りです。もちろん、曇りだけでわなく水入りも同じことです。
時計の内部に湿気がはいったりみずがはいったりすると時計のガラス面が曇りが出てきます。
このくもりが、湿気入りの合図だと思っていください。時間がたてば曇りが取れたといって放置してしまう方がおられますが必ず時計店にて乾燥させてあげてください。自分でドライヤーで熱風を当てても全然乾燥されていません。逆に熱風による機械への影響が心配になってしまします。ケースからムーブメントを取り出してから乾燥が必要になってきます。
ほおっておいたらサビます!!
今日は、お客様より乾燥の相談でお時計を預かりましたのでご紹介します。
時計はというと
ブルガリの限定生産のブラック。この状態ではどのように曇っているのかご紹介できませんのでいろいろ考えてみました。
この時計は、防水は効いている時計なはずなのですが仕事中に使っているといつも曇るんだ。どうにかしてくれと。。。。曇るんだってことは曇ってから数日たっている・・・・・・。早く行ってください!!
お預かりしてすぐに乾燥に入りました。
向こうの字がぼやけてみえません。
乾燥させて時計を拭いてあげると
向こうの字が見えると思います。かなりですが時計のガラスに曇りが出ていました。
本来時計の内部に湿気が入るとサビてたりとします。が、今回の時計の場合はサビが一切なく乾燥のみで対応が可能でした。乾燥後、防水試験をしても防水の合格が出ましたので。お客さまには水に気を付けて持ってもらうようにしました。
預かった時が
時計を組み上げると
全然違うのがわかりますか?
乾燥に間に合うと時計の状態も悪くなることなく乾燥できます。勇進堂では時計の乾燥を1080円にて受け付けていますので。時計が曇った時には1秒でも早く来店していただけることを願っています。
時計の水入りは1分1秒が時計の生死にかかわってきます。大げさではありませんので心のどこかにおいておいてください。
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時計の修理事例だけをまとめてみました
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大切にしている仕事は電池交換です。電池交換ぐらいどこで交換してもいいやって思うのは危険です!電池交換という作業は色々な経験をしてきた僕でも今でも緊張をもって交換しています。電池交換には勇進堂は命かけています。電池交換にはぜひご相談ください。
昔の時計も出来る限り修理対応させていただきます。
防水試験器もありますので防水試験をすることが出来ます。
一言、防水試験してくだいと言ってください
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