足関節の捻挫グセは治し方で決まります
皆さんこんにちは愛媛県松山市の
ゆかい整体の上杉です。
同じねんざでも
大人の捻挫と
成長期の子供に起きるねんざでは
似たような症状でも
内容が全く異なることがあります。
実は、大人の足首の捻挫と、
成長期の子どもの捻挫では、
損傷する場所も、対処の仕方も大きく異なります。
特に子どもの場合、「腓骨骨端線損傷」という
見逃してはいけない成長軟骨のケガの可能性があります。
今回は、両者の違いと注意すべきポイントについてお伝えします。
■ 見た目は似ていても、中身は別モノ
足首のケガは、腫れ・痛み・歩きにくさといった症状が共通して見られます。
しかし、その原因や損傷部位は、年齢によって大きく異なります。
● 大人の足首捻挫とは
大人の場合、足首をひねった衝撃で「靭帯」が伸びたり切れたりすることが主な原因です。特に外くるぶしの前にある「前距腓靭帯」が傷つくことが多く、スポーツ中や段差での着地時によく起こります。
● 子どもの捻挫に潜む「腓骨骨端線損傷」とは
子どもの骨はまだ成長途中で、
靭帯よりも柔らかく未熟な「骨端線(成長軟骨)」にストレスが集中しやすく、
靭帯ではなく腓骨の成長軟骨部である骨端線部が傷ついてしまうことがあります。
これが「腓骨骨端線損傷」です。
痛みの場所も 内容も異なりますので
ただの捻挫と思わないで
痛みが強く
外くるぶしの出っ張ったところに強く痛みが出ているのであれば
「腓骨骨端線損傷」の疑いがありますので
速やかに病院受診をして
適切な治療を受けるようにしましょう。
「腓骨骨端線損傷」はねんざに多い靭帯の損傷ではありません。
成長期だけに見られる外くるぶしの骨、腓骨の損傷になります。
できるでだけ早く専門医の診察を受けてください。



