オスグッド病の治療は○○が一番。

皆さんこんにちは愛媛県松山市の
ゆかい整体の上杉です。
「痛いけど試合があるから休ませたくない」
「我慢できるならやらせても大丈夫?」
オスグッド病にかかったお子さんをもつ親御さんから、最も多く寄せられる相談のひとつです。
今回は、オスグッド病の適切な対処法や運動を続けるうえでの注意点についてお伝えします。
オスグッド病は「無理に運動を続ける」と悪化する可能性が
オスグッド病の直接的な原因は、太ももの前の筋肉が硬く
膝のお皿の下にある脛骨粗面という部位が引っ張られることです。
痛みを我慢して運動を続けると、この部分がさらに刺激され、
・ 腫れや熱感が強まる
・ 骨が出っ張る
・ 少しの運動でも痛みを伴うようになる
といったリスクが高まります。
運動を続けるかどうかは「痛みのサイン」で判断を
「絶対に休ませて安静にしなければならない」というわけではありません。
重要なのは本人の痛みの状態を正しく把握することです。
【痛みが軽度の場合】
動いているときは大丈夫だが、運動後に少し痛む
→練習量を減らし、負担の少ないメニューで調整する。
→テーピングで負荷を減らし運動しても痛みが出ないのを確認
【痛みが中〜重度の場合】
動き出しや階段で強く痛む
日常動作にも支障が出ている
→ 完全休止+専門家の施術やケアが必要です
自己判断が難しい場合は、第三者の専門家の目で判断することをおすすめします。
サポーターは一時的な「補助」としての活用を
「サポーターをつけたら運動してもいいですか?」という質問もよくありますが
サポーターは痛みの軽減に役立ちますが、それは一時的な補助です。
原因をそのままに痛みを抑えるためのサポーター着用で練習を続けると、かえって悪化することも
サポーターという名の通り体をサポートする道具に頼ってしまうと
身体はそれに頼ってしまい、筋力が落ちたり依存が強まる可能性も
運動を休んでいる間にできる本来の身体の下地づくり
「休ませたら筋力が落ちるのでは?」という不安もありますが、休養中にもできることはたくさんあります。
柔軟運動で原因となっている個所「太もも・ふくらはぎ、ほかの身体の問題箇所など」の柔軟性を上げる
姿勢や体の使い方の悪い癖を修正して、正しい姿勢の意識づけ・身体の使い方を再学習させる
痛みの根本改善に向けた専門家による施術などなど
休養は決して「何もしない時間」ではなく、よりよい回復のための期間ととらえてください。
まとめ
オスグッド病において「運動を続けるか休むか」は、お子さんの状態を見極めたうえで判断することが大切です。
したがってオスグッド病のことをよくわかっている専門家に見ていただき判断を仰ぐことが回復への一番の近道です。
痛みのサインに耳を傾け、悪化を防ぐことが長期的な競技人生にもつながります。
当院では、オスグッド病の症状の確認、体の状態チェック、適切な休養や運動のタイミングまでトータルでサポートしております。
「運動を続けていいか迷っている…」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
ご相談・ご予約は [LINE予約はこちら]



