【オスグッド病】がなかなか改善しない理由

オスグッド病は、成長期に膝のお皿の下あたりが痛くなる病気です。特にスポーツをしている中学生によく起こります。

このオスグッド病が治りにくい理由はいくつかあります。

それは、スポーツや運動を続けていると、膝に負担がかかり続けて、炎症（赤くなって腫れること）が悪化しやすいです。痛いのに無理して動いていると、治りが遅くなってしまいます。

次に、正しい治療をしていない場合も治りにくいです。例えば、痛みを和らげるための冷やし方が足りなかったり、膝の周りの筋肉を強くするための運動をしなかったりすると、症状が良くなりにくいです。

また、歩き方や姿勢が悪いと、それが原因で膝に余計な負担がかかることがあります。例えば、足が内側や外側に傾いていると、その分膝にも無理がかかってしまいます。これを治さないと、痛みが長引いてしまいます。

最後に、オスグッド病は成長が終わるまで完全には治らないこともあります。成長期の間は膝の骨がまだ柔らかいので、どうしても痛みが続いてしまうことがあります。


無理をしないでしっかり休んだり、治療を続けることが大切です。
焦らずに、自分の体を大切にしてあげてください。