部下の論理的思考を鍛えるトレーニング
管理職育成コンサルタントの岡本です。
あなたに周りに、目標を設定してもいつも達成できない部下はいませんか?
「目標を達成してくれればどんなに良いのに・・・」と思ってますよね?
今回は目標達成についてお話してみたいと思います。
部下に目標達成させるポイントは大きく3つあります。
1つ目は達成マインドの設定
2つ目は目標設定時に達成できる様に目標を立てる事
3つ目は目標設定後に達成させるプロセスを考える事
この3つのポイントを見直すと、いつも目標達成できなかった部下が達成する様になります。
「達成マインドの設定」についてです。
あなたは、今までの人生で上手くいかなかった事はありますか?
いっぱいありますよね。
では、上手くいかなかったことでも、やり続けたり、アドバイスをもらったり、工夫した事で上手くいった事はありますか?
これもいっぱいありますよね。
苦手だったピーマンが食べるようになった、自転車に乗れるようになった、逆上がりが出来るようになった、跳び箱がとべた、25メートル泳げるようになった・・・多くの人間は困難を乗り越えた成功体験をもってます。
その時、あなたはどの様に考えて乗り越えましたか?
たぶん・・・「そんな昔の事は覚えていないよ~」、「わかんないよ~」、「特に意識してなかったけどね~」「ともかく一生懸命がんばったな~」ですか?
でも、「うーん、どうやったら上手くいくか考えて(アドバイスをもらって)、やっていったかな~」ではないでしょうか?
じつは、この「どうやったらできるのか?(How can I do it ?)」と考えることが達成マインドなんです。
達成マインドの強い人は「どうやったらできるのか?(How can I do it ?)」と物事をとらえていますが、達成マインドの弱い人は「できるかできないか(Can I do it ?)」と考えてます。
私は高校時代に、当時学校に無かった部活を創部し、「みんなでインターハイに出場するぞ!」活動し3年生の時にインターハイに出場した経験があります。
その時、どの様に練習するか、何をすれば強くなるか、どうやったらできるのか、をみんなで、本や雑誌ビデオなどで研究し練習に取り入れていました。
(もちろん、今考えれば反省点はいっぱいあります)
私たちは結果課的にインターハイという全国大会に出場出来る事ができましたが、その経験以上に「どうやったらできるのか?」と考える事を経験しました。
その結果「どうすれば良いかを考えて工夫することで、だいたいの事はできる!」と考える事ができました。
例えば、「フルマラソンを完走する」、「100kmを完歩する」、「冨士山に登りご来光を見る」などを、何も考えずに「無理!」と考える思考は「できるかできないか(Can I do it ?)」の思考になってます。
部下の言動を良くみてください「できるかできないか(Can I do it ?)」になってませんか?
その場合、それを指摘してみてください「どうやったらできるのか?(How can I do it ?)で考えてみないか?」と。
そこで、「どうやったら良いかわからない」と反応が返ってきたらしめたものです。達成マインドに切り替わるチャンスです。
あなたの豊富な経験でアドバイスしてあげてください。
きっと目標達成できる部下に変わります。