目標が達成できない部下①~達成マインドの設定~

岡本陽

岡本陽

テーマ:いい上司になるために

管理職育成コンサルタントの岡本です。

あなたに周りに、目標を設定してもいつも達成できない部下はいませんか?
「目標を達成してくれればどんなに良いのに・・・」と思ってますよね?

今回は目標達成についてお話してみたいと思います。

部下に目標達成させるポイントは大きく3つあります。
1つ目は達成マインドの設定
2つ目は目標設定時に達成できる様に目標を立てる事
3つ目は目標設定後に達成させるプロセスを考える事


この3つのポイントを見直すと、いつも目標達成できなかった部下が達成する様になります。

「達成マインドの設定」についてです。

あなたは、今までの人生で上手くいかなかった事はありますか?

いっぱいありますよね。

では、上手くいかなかったことでも、やり続けたり、アドバイスをもらったり、工夫した事で上手くいった事はありますか?

これもいっぱいありますよね。

苦手だったピーマンが食べるようになった、自転車に乗れるようになった、逆上がりが出来るようになった、跳び箱がとべた、25メートル泳げるようになった・・・多くの人間は困難を乗り越えた成功体験をもってます。

その時、あなたはどの様に考えて乗り越えましたか?
たぶん・・・「そんな昔の事は覚えていないよ~」、「わかんないよ~」、「特に意識してなかったけどね~」「ともかく一生懸命がんばったな~」ですか?

でも、「うーん、どうやったら上手くいくか考えて(アドバイスをもらって)、やっていったかな~」ではないでしょうか?

じつは、この「どうやったらできるのか?(How can I do it ?)」と考えることが達成マインドなんです。
達成マインドの強い人は「どうやったらできるのか?(How can I do it ?)」と物事をとらえていますが、達成マインドの弱い人は「できるかできないか(Can I do it ?)」と考えてます。

私は高校時代に、当時学校に無かった部活を創部し、「みんなでインターハイに出場するぞ!」活動し3年生の時にインターハイに出場した経験があります。
その時、どの様に練習するか、何をすれば強くなるか、どうやったらできるのか、をみんなで、本や雑誌ビデオなどで研究し練習に取り入れていました。
(もちろん、今考えれば反省点はいっぱいあります)

私たちは結果課的にインターハイという全国大会に出場出来る事ができましたが、その経験以上に「どうやったらできるのか?」と考える事を経験しました。

その結果「どうすれば良いかを考えて工夫することで、だいたいの事はできる!」と考える事ができました。
例えば、「フルマラソンを完走する」、「100kmを完歩する」、「冨士山に登りご来光を見る」などを、何も考えずに「無理!」と考える思考は「できるかできないか(Can I do it ?)」の思考になってます。

部下の言動を良くみてください「できるかできないか(Can I do it ?)」になってませんか?

その場合、それを指摘してみてください「どうやったらできるのか?(How can I do it ?)で考えてみないか?」と。

そこで、「どうやったら良いかわからない」と反応が返ってきたらしめたものです。達成マインドに切り替わるチャンスです。

あなたの豊富な経験でアドバイスしてあげてください。
きっと目標達成できる部下に変わります。

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岡本陽
専門家

岡本陽(経営コンサルタント)

IMソリューションズ株式会社

会社の利益を残す仕組を作るコンサルティングと利益を出すための行動を教える研修を行います。他の管理職研修と異なるのは「利益を出すための“行動“を教える研修」であり、利益を意識した人材の教育を行います。

岡本陽プロは愛媛新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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