英検1級道場-1次試験1勝71敗、2次試験1勝3敗でついに合格!イーオンのホームページで紹介
2025年度第2回英検1級2次試験で、見事に合格を果たした高校生から体験談が届きました
英検1級2次試験に2度失敗してから英検1級道場に駆け込んできた高校生です
8月に集中して、45分レッスンを5回、勘所をしっかりと伝えました
終了時点では不安要素が残っていましたが、学校の授業や受験準備で忙しい中、しっかりと自習を重ねてくれたようです
本人が一番嬉しいのはもちろんですが、私も嬉しいです!
英検1級合格は通過地点にしか過ぎません
さらなる研鑽を期待しています
------------------------------------------------
<英検1級2次試験合格まで!>
私は一次試験には余裕を持って合格したものの、二次試験のスピーチとQ&Aで思うように実力を出せず、何度も悔しい思いをしてきました。
最後の挑戦の前にできることは何でもやろうと、藁にもすがる思いで英検一級道場の門をたたきました。
一・二回目の挑戦には対策無しで挑み、馴染みのあった議題であったにも関わらず不合格となりました。
自分なりに分析を行い、主張が攻撃的になってしまったこと、発言が矛盾することが多くあったことが、原因であったと考えました。
これらの推論が間違いであったことが、後にわかります。
・46種類のトピック型を徹底的に叩き込む
私が受けた指導では、英検一級の出題分野を46種類の「型」に分類して覚える方法を教えられました。
環境、教育、政治、テクノロジー、医療、家族問題、犯罪など、ジャンルごとに“使い回し可能な論点”と“王道の理由パターン”が決まっており、どんな質問が来てもその型に当てはめるだけでスムーズにスピーチが組み立てられます。
最初は「こんなに覚えられるのか」と不安でしたが、毎日5つずつ練習していくうちに、パッとトピックが出されても自動的に構成が浮かぶようになりました。
特に、以下の3点が効果的でした。
① イントロ・理由2つ・結論の鉄板構成を崩さない
② 各トピックに共通する“万能理由”を複数ストックする
③ Q&Aは「因果→具体例→結論」で返す癖をつける
この3点を体に染み込ませたことで、緊張しても最低限の構成は必ず出せる自信がつきました。
・ 実践練習で弱点を把握
スピーチの型を覚えたあと、指導では毎回模擬試験形式でフィードバックを受けました。
自分では気づけなかった癖――たとえば話し始めが遅い、理由の話が抽象的で説得力に欠ける、結論が弱い――といった点を徹底的に修正しました。
ご指導の中で最も心に残っているのが「スピーチの内容を日本語で考えること」です。
私達が普段社会問題についての情報を仕入れるとき、それらは日本語の情報として記憶されます。
ですので、日本語で考えることで自分が普段から仕入れている情報を最大限に活用できるのです。
・本番当日
本番当日は緊張しましたが、トピックを見た瞬間に「これならいける」とすぐに判断できました。
準備時間はいつもより短く感じましたが、構成を完全に身体で覚えていたので、落ち着いてスピーチを開始。タイムオーバーしてしまいましたが、練習していた「因果→例→結論」の流れで説明ができ、大きく崩れることはありませんでした。
試験官の反応も終始よく、手応えを感じながら退出しました。(手応えのせいで余計不安になりもしましたが……)
届いたスコアを確認すると、なんと全ての評価基準で1〜3点増加していました。合格を確認できたときは本当に嬉しかったです。
・ 最後に
英検一級二次はいわゆる「英語力」よりも「型と準備」の比重が想像以上に大きい試験だと感じました。46種類のトピックの型を覚え、徹底的に練習すれば、必ず論理的で安定したスピーチができるようになります。
もしこれから受験される方がいるなら、時間をかけて型を身につけ、自信を持って本番に臨んでほしいと思います。
英検1級2次試験はけして簡単な試験ではありません
失敗しながら自分の弱点をみつめ、しっかりと対策を立てて努力した姿勢はすばらしいことです
今回の結果を糧にさらなる成長を願っています
2次試験対策に不安を感じている方は、いつでもお問い合わせください
直前でも集中レッスンが可能です



