英検1級道場－戦い済んで日が暮れて 45回目の1級受験実況中継
毎回、英検準1級の試験ごとに、旺文社の「でる順パス単」で勉強することの意義を分析してきました。
今回2025-2はどうだったでしょうか？
結論から言いますと、最新版（5訂版）の「でる順パス単」を完全にマスターしていれば、今回の試験では12/18点（67％）取れていたはずという分析が出ました
・2024-1から25→18に問題数減
・検証には2021年6月28日発行 5訂版を使用
注：品詞が違う場合もカウントしています（試験では名詞だが、パス単では動詞や形容詞で出ている、反意語でinがついているなど）
■単語
・総単語数56（4択X14問）
・その内、パス単に出ている単語 36→56％
・その内、パス単に出ていない単語 20→44％
・正解の単語14個の内、パス単に出ているものが10個 →71％
すなわち、パス単でしっかり勉強していれば、単語14問中10問が確実に正解できたはずということです！
■熟語
・総熟語数16（4択X4問）
・その内、パス単に出ている熟語7個 →43％
・その内、パス単に出ていない熟語9個 →57％
・正解の熟語4個の内、パス単に出ているものが2個→ 50％
すなわち、パス単でしっかり勉強していれば、熟語4問中2問は確実に正解できたということです！
合計すると、
単語・熟語72個（18X4）のうち 43個（36+7）、60％がパス単に出ていました。
正解18個（14+4）の単語・熟語の内、パス単に出ているものは12個（10+2）、67％あったということです
つまり、今回の結果だけをみると、準1級の単語問題で正答率を上げるためには「でる順パス単」で勉強していれば、7割近く点数がとれていたはずということになります。
これは、2025-2の1級と比べて大きく異なります！
詳しくは、下記をご覧ください
https://mbp-japan.com/chiba/eiken/column/5205185/
ただし、これは英検準1級対策としての話です。
これまでも述べていますが、『でる順パス単』は語彙数を増やすためには役立つ資料です。右ページ（短い例文集）を丸暗記すれば、かなりの英文を読みこなすことができるようになります。
2級以下は調査していませんが、多分、同様の傾向ではないかと思われます。
どなたか、同じことをやっている人がいたら連絡ください、記事として取りあつかいます。
英検1級道場では、3級300問、準2級600問、2級600問、準1級1400問、1級1800問の英検過去問を集めており、短い用例で英文そのものをまるごと理解する形で単語・熟語を正確に理解する勉強法を採用しており、目覚ましい学習効果を上げています。
■準1級「出る順パス単」の過去の分析記事です
https://mbp-japan.com/chiba/eiken/column/5184159/←2024-3の分析記事です
https://mbp-japan.com/chiba/eiken/column/5176345/←2024-2の分析記事です
https://mbp-japan.com/chiba/eiken/column/5163122/←2024-1の分析記事です
https://mbp-japan.com/chiba/eiken/column/5146768/←2023-2の分析記事です
因みに、私は旺文社とは一切の利害関係がないことを宣言します！
『でる順・パス単』の古いバージョンも英検には役立つかもしれません。
以下の情報も参考にしてください。
https://mbp-japan.com/chiba/eiken/column/5127601/
