英検1級道場ー英検1級合格を果たした高校生から合格体験記が届きました(1次試験6回目、2次試験3回目の挑戦で合格)

山中昇

山中昇

テーマ:体験記


英検1級道場には、英検1級合格を目指す学生が多数受講します

2025-1では、高校生の合格者が次々と出てきました
今回は、1次試験から苦心を重ねて見事合格を果たした受講生からの体験記です

1次試験:6回目の挑戦で合格
2次試験:3回目の挑戦で合格

この受講生とは、1次試験で30時間、2次試験で25時間の対策レッスンをしました
コマ数では80近いです

2回目の2次試験不合格ではさすがに大きく落胆したようですが、合格する力は十分あるし、やることはすべてやったので、自分の可能性を信じて、もう1回総ざらいし、挑戦することを強く薦めたことを思い出しています

英検過去問を使ってスピーチ原稿を200本書いた努力家です
敗戦が続いても、諦めず、当たり前のことを当たり前にやり続け、ついに栄冠をつかんだ模範例です


英検1級道場は一人一人の思いや事情に即して、様々なメニューを用意しています
興味がある方は下記をご覧ください
https://mbp-japan.com/chiba/eiken/seminar/

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<体験記>
私は現在高校二年生で4歳から英会話教室に通っていました。ただ、海外へ行った経験はありません。

英検を受け始めたきっかけは、小学三年生のころに英会話教室の先生に受けてみることを勧められたからです。
その後は、中学受験と大学受験で有利になるか(中高一貫校に通っているので、高校は受験していません)と思ったので、受け続けました。

英検準一級を取得したのは中学二年生の年の第一回で、その年の第三回の試験から一級を受け始めました。
しかし、三回受けても点数はあまり変わらず、独学での合格は難しいと思ったので、英検塾を探し、英検一級道場に通い始めました。

英検一級を受ける際、障害となったのは長文問題とライティングにかかる時間でした。一次試験を私は合計で6回受験したのですが、一度も最後まで解ききれませんでした。

元々私はリスニングが得意だったので、山中先生には長文とライティングの対策をしていただきました。
おかげで、ライティングの点数はリスニングと同じくらいにまでのびました。ライティングと長文問題を解くスピードが上がったことで、すべてではなかったですが、最後の長文の途中までは解けるようになり、足を引っ張っていたリーディングも600点台には乗りました。また、長文の正答率もほとんど当たっていなかったのが、6割くらいはとれるようになりました。

要約問題は私が合格するひとつ前の試験から導入されており、その試験も受けていたのですが、初回は要約問題で最低点を取ってしまい、不合格となりました。

この時なぜ最低点になったのかは未だにわかってはいないのですが、問題文にできるだけ自分の言葉で要約してくださいと書いてあったので、解答を本文からの引用のみで書いたせいではないか、と山中先生にご指摘いただきました。

ともかく、この時は最低点だった要約もその次の試験では、準一級の長文読解の過去問を使っての特訓して頂いたおかげで、十分合格できる点数になりました。

二次試験は3回目で合格しました。
2回目の試験の後で山中先生からもう一人の先生にも見てもらうことをご提案いただき、二人にご指導いただきました。そして、私の声が小さく、早口であることで、面接官の方々が聞き取りづらく感じたからではないかというご指摘をいただきました。これに関しては私にも身に覚えがあり、この点を直した結果、合格に至りました。

二次試験対策としては二次試験の問題は基本的には過去問の焼き直しだと山中先生に教えていただいたので、ひたすら過去問の練習を繰り返していました。

今回受験した際の問題は練習したことのない内容でしたが、以前に練習した内容に持ち込んで話すことができ、結果合格できました。

このように問題それ自体が今まで練習してきた内容ではなかったとしても、それらを自分が練習してきた内容に結びつけて答えたり、Q&Aで答える際にその内容を使うなどすることで、役立てられるので、過去問を練習することが最も効率的な二次試験対策になるのではないかと思います。

また、一回目の試験が終わった後、自分のスピーチを振り返ってみるとあまりにも短いなと感じ、二回目でもこれ以上しゃべると時間オーバーになるかと思い、早めに終わったのですが、実はまだまだ時間があったりということがあったので、二分間を時計なしでもちゃんと図れるように、その点に意識してスピーチ練習をしてみました。

以下は今回の二次試験の内容と私の答えです。

選んだトピック:Is eliminating child labor from the world an impossible goal

ショートスピーチのポイント:
・発展途上国における労働者不足
・成人を雇用する費用の不足

質疑応答

Q1. 発展途上国への支援で解決できないのか

A. 軽減はされるだろうが、どちらにせよ先進国の方が雇用条件はよく、技術力は高いので、人材やお金はそちらに流れていくと思われる。

Q2. 子供が携っていない商品の価格が将来高くなるか

A. 子供が携っていない商品の価格が上がるというよりは子供が携った商品の価格が下がると思う。

Q3. 子供を働かせるのはいいことだと思うか

A. 年齢によってはお金を稼ぐためや社会経験を得るためなどの理由で問題ないと思うが、
一定年齢以下の労働は問題だと思う。

Q4. その一定年齢はどうやって決めるか

A. 一度高校生などで設定し、国民の声などを聞いて上下するべきだと思う。

Q5. 成人の年齢を下げるのはいいことだと思うか

A. 一定年齢以下なら悪くないと思う。小学生や中学生は成人すべきではないと思うが、高校生などはその準備が十分整っていると思う


私は高校二年生なので、今後は大学受験に備えて勉強していきたいと思っており、今のところ高校生の間は英語に関する資格をさらに受けようとは思っていません。

なので、英語に関する勉強は一旦この辺りにし、ほかの教科の勉強にいそしんでいきたいと思います。
しかし、大学に入れたなら、その時はもう一度英語を勉強しなおし、TOEICなどの試験を受けてみようとは思っています。

英検は受験や就職など幅広い分野で使える資格であり、大学受験は学校によって何年前までの受験の結果のみ参照するなどの制限はありますが、基本的にはTOEFLのように、有効期限があるわけではありません。

加えて、英検は上位の級になるほど基本的に文法力よりも単語力を問われる試験であり、ライティングやスピーキングにおいても基本的に過去問をこなせばこなすことが重要なので、もちろん才能の関与するところもあるかもしれませんが、私はどちらかというと重要なのは努力量だと思います。なので、英検は英語の試験では一番重要であり、取っておいて損はないと思います。

最後になりますが、山中先生のおかげで、受講前とは比べ物にならないほど英検の点数が伸び、英検に合格することができました。本当にありがとうございました。

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山中昇
専門家

山中昇(英語講師)

英検一級道場

英検1級1次・2次試験合わせて通算90回合格という実績と経験を生かし、朝7時から夜10時までオンライン(zoom)マンツーマンでの英語レッスン。年齢・場所不問、世界中に受講生あり。オフ通いも可能。

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