英検1級道場ー英検1級2次試験対策レッスンはこのように進めます

山中昇

山中昇

テーマ:英検2次試験・スピーキングに関する情報

英検1級2次試験に不合格だった人から申し込みがあれば、下記のような手順でレッスンしています

①試験当日の模様を忠実に再現する
発音、スピーチ内容、質疑応答についての出来不出来を判断する

②2次試験結果の成績を確認する
4項目の点数をそれぞれ確認し、不合格の理由を探る
本人からも自覚のある原因を語ってもらう
採点について、納得がいくのか、納得がいかないのか
それぞれの項目について詳しく検討する

③次回合格するための得点目標を立てる
上記の検討から、各項目ごとの点数を見て、合格するための目標を立てる
発音が7以上期待できないという判断があれば、他の項目でどう点数をとるのかを決めていく

④目標に合わせて課題を設定する
上記の目標に合わせて、課題を設定し、実戦を進める

2回目以降のレッスンでは、英検の過去の出題例を使ってトピックを研究していく。

<流れ>
トピック選び→論旨整理→スピーチ作成→模擬スピーチ→質疑応答
これに対して、アドバイスをしていきます

以上を繰り返していきます

不合格だった方に特徴的なことがあります

自分がどのようなトピックを選んだのか、正確に思い出せない
自分が話した内容を思い出せない
ということです

その一方で、質疑応答はかなり正確に再現できます
質疑応答は相手があるので、理解できれば思い出せるということだと思います(答えた内容が正しいかは別です)

以上のことから、2次試験での英語で1分間でトピックを選んで2分間話す、というのは至難の業だということです

私の経験からも、質疑応答は比較的うまくできるのですが、スピーチでは苦労します

これは誰にとっても同様と言えます

トピックを正確に思い出せないという人は、スピーチの点数がかなり低く、話した内容が的外れだったということかと思われます

1級だから難しい単語を使って、難しい文法で話そうとすると、大抵は失敗します
それよりも、トピック内容に沿って適切なスピーチをすると(簡単な表現でよい)、高得点が期待できます

スピーチがしっかりできていると、単語&文法、発音も高得点になります
つまりは、4つの評価項目はすべて連動していると言えます

英検1級道場では、私自身の2次試験対策も含めて、以上のような手順で進めています
興味があれば、お問い合わせください

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山中昇
専門家

山中昇(英語講師)

英検一級道場

英検1級1次・2次試験合わせて通算89回合格という実績と経験を生かし、朝7時から夜10時までオンライン(zoom)マンツーマンでの英語レッスン。年齢・場所不問、世界中に受講生あり。オフ通いも可能。

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