英検1級道場-帰国子女中学1年生奮戦す! 英検1級合格体験記

2024年度第3回で英検1級に見事合格を果たした中学3年生がいます
レッスンを開始して20カ月の苦闘でしたが、諦めることなく、ついに栄冠を勝ち取り、桜吹雪の中を、英検1級合格証を携えて高校の入学式に出席できるということです
まるで映画の世界です
この快挙の達成に、「伴走者としてかかわる」ことができたことを光栄に思います
お母様からの体験談が届きましたので、ここにシェアします
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英検1級受験の初回の結果はG1-7でしたが、熱心に受講を続けて今回見事に合格を果たしました!
英検1級合格までの体験談
娘は中学2年生の2023年度第1回から、中学三年生の2024年度第3回まで英検1級を受けて、今回初めて合格しました。
両親とも日本人で家庭内の言語は日本語ですが、たまたま縁があって5歳から日本のインターナショナルスクールに通っています。
中学受験はせず、そのままインターナショナルスクールのミドルに在籍していましたが、高校の進学先を考えた際に日本の高校に通いたいとのことで高校受験の準備をすることになりました。受験資格として、公的な英語資格(英検準1級、Toefl80など)必要でした。
中学1年生時点で、英検準1級合格、Toeflも95点だったので、受験資格には到達していましたが、せっかくなら1級を目指した方が良いと思い、たいした準備をせずに受験したところ、成績はG1―7でした。
当時まだ中学2年生だったので、中学3年生の願書を提出するまでに英検1級に合格しようと思い山中先生にたどりつきました。
過去6回の試験結果は下記の通りです。
R L W Total
2023-01 13(608) 14(633) 20(614) 1855 G1-7
2023-02 15(614) 18(671) 24(673) 1958 G1-3
2023-03 26(662) 19(683) 25(681) 2026 G1-1
2024-01 21(657) 22(698) 46(656) 2011 G1-1
2024-02 18(645) 22(717) 41(638) 2000 G1-2
2024-03 18(645) 24(735) 59(775) 2155 G1+5
山中先生に教えていただくと、すぐにG1-7→G1-3→G1-1まで成長しましたが、その次の試験からWritingの試験内容が変更になり、なんとなく伸び悩んでいました。
Readingの成績が上がれば受かるチャンスがあるかもと思っていたのですが、今回、合格した結果はWritingのスコアでした。明らかに過去2回のスコアとは違っていて、採点者との相性が良かったという印象があります。
ただ、それだけではなく、第2回以降~第3回受験の間にWritingにかなりの時間を費やしました。なぜなら、高校受験科目に英語エッセイがあったからです。
エッセイの時間は1時間で、出題された文章に対する質問が2問、その2問に対して出題文の中から文章を引用しつつ、自分の意見を述べつつ300~500Wordで書きます。
(自分の経験など、出題文の中にない内容は書いてはいけないことになっています)娘は2024年9月から受験対策塾から提出された問題に対して、週1回のペースでエッセイを書き、添削→書き直しという練習を始めました。
インターナショナルスクールでは、幼少より英語も日本語も娘の書く文章には人を惹きつける魅力があり、言葉の選び方がうまいという評価だったので、エッセイも問題ないと思っていたのですが、過去に娘が書いていた内容は自分発信の内容でした。
また、大人っぽい気取った文章を書くと、かえって要点がわかりにくくなる傾向がありました。
そのため、改めて文章を正しく引用する、簡潔にわかりやい文章の構成などを学びました。
9月から11月末まで、何度もエッセイを書く練習をしたため、書く速さが早くなり、時間配分を考えて見直しができるようになりました。
また演習で書いたエッセイを、受験塾の先生(日本人)以外にインターナショナルスクールの先生(イギリス人とアメリカ人)にも見てもらい、より洗練されたエッセイに仕上げるよう努めました。
英検の第3回目の試験が、その後だったことと、受験で合格通知がきていたので、心の余裕もあったことが、今回のWritingのスコアにつながったと思っています。
試験の際、山中先生から言われたように、Writing→Readingの順番で回答しました。
Writingでは、質問①15分、見直し5分 質問②15分、見直し5分の40分を使いました。
前回は、見直しで書き直しをしたため、結局時間が足りなくなったという経緯があったので、今回は見直すにとどめて、書き直しはしなかったとのことです。
残り時間はReadingに使いましたが、Vocabularyで少し時間がとられて、Readingは時間がちょうどで終わったとのことです。
2次試験も、受験の面接(英語、日本語)があった後だったので、ほどよい緊張感はありましたが、落ち着いて対応していたようです。
過去を振り返ると、英検1級になかなか受からなかったのは、勉強量が足りなかったのだと思います。
色々と忙しくなる中学生にとって、45分のレッスンは集中力がきれないちょうどよい時間で、娘の場合はレッスンをなるべくたくさん受講して勉強していきました。
山中先生に教えていただいたおかげで、特に苦手だったListening Part2の正答率が回をますごとに上がりました。
また、Readingや2次試験対策の際、先生ご自身の知識を交えて話しをしてくれることが、まだまだ人生経験の浅い中学生の娘にとっては、知らない世界が身近に感じられて、授業が楽しく、理解力も増したと言っていました。
今後も、英検1級は常に受験したいと思っていて、特にReading(Vocabulary)のスコアを上げていきたいと思っているとのことです。



