英検1級道場-2016-1英検1級2次面接試験実況中継 第8版 A~Mさんまで13人


本日、03/02(日)は2024-3英検1級2次試験です
実況中継を伝えます-72歳の爺(ジジイ)奮戦す!
09:10 自宅を出る(行きたくない!)
10:05 会場の大会議室に着席(10:15集合の8割くらいが着席、エントリーシート記入)
11:32 面接室前に案内される(エントリーシート、1次・2次受験票提示)
11:37 入室
11:45 退出
会場に入って出るまで1時間40分ですが、面接はわずか8分!
思わず、「もう終わったの」と言ってしまいました
■入室後
・席に座り、荷物は隣の椅子に置くように指示を受ける
・面接者が名前を言う(初老の日本人男性。アジア系の精悍な印象の若者-アメリカ発音で流暢な英語を話す)
・自己紹介を求められた
・日本の電機メーカーで32年勤務、主として海外営業、ロンドンの子会社で5年勤務
・2009年から自宅でオンラインでマンツーマン英語塾をやっている
*「jyukuとは何か」と問われたので、cram school, preparatory schoolだと答えて納得を得た
*「休日に何をしているか」と問われたので、旅行で古い神社仏閣を訪ね歩いていると伝えた(本当は、土日はレッスンで忙しい)
■本番スタート
・黄色のトピックカードを渡され、机に置く
・1分で選んでスピーチを準備するように言われる
4番の「若者の最低就労年齢を下げることは、若者の経験を積むことにつながるか」という主旨のトピックを選びました
他のトピックは、過去問の焼き直しでしたが、練習したことをそのままの形では使えないものばかりでした
4番が一番自信をもってしゃべれそうだったので選びました
■スピーチのポイント
・若者の最低就労年齢を下げるという考え方には反対
・今は16だが、それを14などに下げるという提案だと思うが、反対
・技術が日進月歩に進み、変化の激しい時代だから、若者はしっかり勉強しないと時代から取り残されてしまう
・労働者不足解消方法としての提案であれば、他の方法がある、それは女性と高齢者の活用
ここまで話したら、時間がきて止められました
■質疑応答(最初の3問が外人、日本人が4問目)
Q. 勉強したくない若者は早く就職させるほうがいいのではないか
A スピーチしたことと矛盾するが、賛成である、但し、対象となるのは少数のはず
Q.どのような職業が対象になるか
A.大工とか、料理人など
Q. 女性労働力の活用について詳しく説明してください
A.世の中には、数百万人の、働く意欲はあるが働けない女性が居る。この人たちはフルタイムは無理だが、1日数時間など短期なら働けるので、例えば近所のコンビニで空き時間に働いたり、近くの旅館で数時間手伝ったりというような働き方が期待できる
Q.高等教育の義務化(無償化)についてどう思うか
A. 4月から高校の無償化(実質、義務化)が始まる方向に決まったが、評価できる。今の進歩と変化の激しい時代には高校までの教育が必要であると考える(小学校、中学校まででは不十分)但し、大学教育まで義務化(無償化)は必要ではない
■「終了です、トピックカードを戻してください」と言われたので、手に取って立ち、取りに来た日本人面接者に手渡した
■総括
・持てる力は出し尽くせたと思う
・意思疎通は問題なかったと思う
・トピックに対する答えとしては、別のスピーチもあったのではないかとも思うが、後の智慧
・準備してきた、労働力不足と対策、労働力人口減少などがベースにあったので、想定外のトピックにも対応できた
準備してあったからこそ、直接ではないが、間接的に応用できた
・過去問を使って徹底的に準備する方法は間違っていないと確信できた
・点数は相手が決めるもの、不合格は無いだろうという感触だが、得点は不明



