英検1級道場-ジャパンタイムズ記事への意見 その⑧ 現役の高校の先生から
下記は、2024/05/16に掲載した記事ですが、9カ月経過しても、毎月、コンスタントにアクセスがあります
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「文部科学省調査による中高生英語力向上の報告」に関する意見を集めた記事です
報告書と、それに対する9件の意見をすべて入れ込んだものであり、読むのに時間はかかりますが、英語教育に関して考えるヒントになり、味わいが深いです
ご意見があればお寄せください
追記して掲載します
https://mbp-japan.com/chiba/eiken/column/5161070/☚これです
「文部科学省調査による中高生英語力向上の報告」
内容の概略は以下の通りです
◎中高生の英語力の向上が続いている
〇22年度調査から中学で0.8ポイント、高校で1.9ポイントの上昇が見られた
〇英検3級相当以上の英語力がある中学3年生の割合は50.0%
〇英検準2級相当以上の高校3年生は50.6%
〇高校3年生で英検2級相当以上の英語力があったのは全体の19.8%
〇各自治体ごとの地域差が大きい
〇中高生ともに英語力は向上しており、地域差はあるが、上位自治体では教育委員会が英検受験を促進するなどの取り組みを進めている
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これと関連するのが、「準2級プラス」導入です
英検は、2015-1(2015/6実施)から「準2級プラス」を導入します
これは、高校卒で英検2級レベルだと認定できる生徒が2割程度しかいないという現状を踏まえた措置です
3級(中学卒業レベル)→準2級(高校中級レベル)→準2級プラス(追加)→2級(高校卒業レベル)→準1級(大学中級レベル)→1級
この影響で、2級と準1級が難しくなっています
さらに、2024-1(2024/6実施)からは3級以上に「要約」問題が出題され、この点でも英検は難しくなっています
下記の記事がこうした事情を説明しているので、ご覧ください
https://mbp-japan.com/chiba/eiken/column/5182815/