英検1級道場-2024-2英検1級リスニング問題パート④で合格点を取るための秘訣

山中昇

山中昇

テーマ:英検1次試験に関する情報

2024-2英検1級 リスニング問題 パート④は、600ワードのインタビューです

このインタビューでは、ツアーガイドのアシュリー・マレー氏が自身の仕事と、直面している課題について語っています

聞いている最中はわかりやすい印象であり、大筋をつかむことはできるのですが、単語レベルで詳細に聞いていくと、印象ががらりと変わります

難しい単語を使い、回りくどい表現が目立ちます
口数は多いのですが、質問に対する答えになっていない発言が目立ちます

今回のパート④では2問とも正解だった受講生が大半ですが、だからといって正確に聞こえていたとは言えないのです

4択で選択肢があり、その中から適当なものを選ぶ形式だったから、大筋さえ理解できていれば正解を得ることができたというのが本当の姿です

英検HPから音源をダウンロードできます
全文をディクテーションしてみてください
細部で意外と苦戦する自分を見つけるはずです

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■下記は、このインタビューを要約したものです(104語)
In this interview, tour guide Ashley Murray discusses his work and the challenges he faces.

While he leads both general and specialized tours, his main focus is on in-depth, scholarly tours for those interested in history and architecture.

He explains that general tours demand adaptability due to varied audiences with differing backgrounds and knowledge levels, which requires balancing diverse interests.

Specialized tours, however, allow Ashley to engage with well-prepared participants who appreciate in-depth knowledge, a challenge he finds rewarding.

Ashley also highlights the unseen effort involved in guiding, including rigorous accreditation and ongoing training by local and European guide associations to maintain high-quality standards.

■上記英文のグーグル翻訳です(大筋で問題ないので参考まで)
このインタビューでは、ツアーガイドのアシュリー・マレー氏が自身の仕事と直面している課題について語っています。

彼は一般ツアーと専門ツアーの両方をリードしていますが、歴史や建築に関心のある人向けの、深く学術的なツアーに主眼を置いています。

彼は、一般ツアーでは、さまざまな背景や知識レベルを持つさまざまな参加者が参加するため、適応性が求められ、さまざまな関心のバランスを取る必要があると説明しています。

一方、専門ツアーでは、深い知識を高く評価する十分に準備された参加者と関わることができ、やりがいのある課題だと感じています。

また、アシュリー氏は、ガイドにかかわる目に見えない努力についても強調しています。
これには、高品質の基準を維持するための地元およびヨーロッパのガイド協会による厳格な認定や継続的なトレーニングが含まれます。


■放送の最後に質問が2問あります
Questions
No. 26 What is one challenge Ashley says he faces when leading general tours?
No. 27 Why did Ashley decide to focus on specialist tours?

■下記は、質問に対する答えの手がかりになる本文のセンテンスを示したものです
Question No. 26:
"Trying to weave a path through these elements that maintains everyone’s interest takes considerable dexterity, especially if the tours last longer than a few hours, when people’s thirst for knowledge begins to wane."

Question No. 27:
"The fact is, I’ve always been academically oriented, and for the deep dives, the participants come armed with knowledge and passion, so they’re fully prepared for and expect things to get pretty detailed."

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上記で示すような論旨を大づかみで理解できれば、2問の正解を得ることは難しくありません
但し、細部を正確に聞き取れていないと、2択に絞れても、最終どちらにするか迷うような選択肢の記述になっています

解法は、ネイティブのナチュラルスピードでの質疑応答を正確に聞いて理解することです
あたりまえですが、日頃から聞く力をつけていないと難しいです

歴史、伝統、社会、政治、経済などの背景知識も必要です
英検1級は、4年制大学を出て、社会の第一線で活躍するハイレベルの大人を対象にした試験ですので、小学生、中学生、高校生にはハードルが高すぎる内容です

大学在校生や大人でも、大筋はつかめたとしても、細部までしっかりと理解できる人はそう多くはないと想像します

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山中昇
専門家

山中昇(英語講師)

英検一級道場

英検1級1次・2次試験に通算85回合格という実績と経験を生かし、朝7時から夜10時までオンライン(zoom使用)マンツーマンでの英語レッスン。年齢・場所不問につき、世界中に受講生あり。オフ通いも可能。

山中昇プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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