英検1級道場-人知れず努力を積み重ね、栄冠を勝ち取った女性がいます
3月中旬に社会人男性からメールがありました
・2023-3の1次試験(2024/01)で合格したが、2次試験(2024/02)で不合格
・23点で敗退
・2024-1の2次試験(2024/07/07)で雪辱したい
4月初旬から土曜午後に45分/コマのレッスンを13回やりました
方法:
・過去問集(5個X46セット)を使い、順番に3回分からトピックを1個ずつ選ぶ
・試験の要領で原稿を書く
・トピックとYES/NOを事前に連絡してもらい、それぞれ10個質疑応答集を私が作る
・レッスンで3回分、模擬面接する:スピーチ/質疑応答
・スピーチ論旨、発音、アクセントなど、改善のためのアドバイスをする
・Zoomで録画しておき、録画を見ながら復習してもらう
このように、やるべきことを、当たり前のことを当たり前に積み重ねていきました
特別なことは一つもやっていません
試験当日は、過去問で出た(焼き直しあり)トピックを選び、練習したことをベースに落ち着いてスピーチと質疑応答ができたようです
結果は29点! 前回より一気に6点もアップしています
2次試験で苦労している人は声をかけてください
これまでの数多くの指導経験と、私自身で経験した成功例/失敗例を活用してサポートします
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尚、下記は、ご本人から直接頂戴した記述です、了解を得て追記します
前回の1次合格後の2次はnative(英国人)で2ヶ月練習した後のものでした。
試験前に50%の確率とnativeから言われて、私は調子に乗り、本番ではpro/conどちらかで話すべき所、it depends で話し、説明が不明確になった恐れがありました。
自分の頭のイメージでは良くできたつもりでしたが、見事に不合格!
その後、山中先生の授業で、日本人がit depends で論旨を展開するのは賛否が不明確になる恐れがあると指摘いただきました。
したがって、先生の授業では本音はit depends でも、英語を話す際には割り切ってpro/conどちらかに論旨を絞って、ショートスピーチの原稿を自分の文章で準備していたのが良い結果に繋がったかと思います。
自分の語彙と文法力で英文を準備するのが、本番でも活きてきます。
さらにに日本人が忘れがちなアクセントも、パターンを覚えて、意識して発音しないといけません。
しかし、所詮英検1級です。native と仕事で渡り合うには、英語で法律や会計、経済を、たどたどしくとも、きちんとメールと口頭の両方で補完して表現できなくては会社に貢献できません。
合格後も実力を維持し、遭遇する英文のハードルを超え続けなければいけません。
とはいえ、合格は一種のお墨付きで、励みにもなります。頑張ってください。