英検1級道場-2016-3で1級に合格した元受講者からの投稿を紹介します
2023-1英検1級2次試験に合格した高校1年生がいます
現在まで海外12年在住、インターナショナルスクールに通学中です。
英検の受験実績は以下の通りです。
2021/07 準1級1次、2次合格(S-CBT)
2022-3 1級1次合格(2次試験は学校行事で受験できず)
2023-1 1級2次試験合格(40点満点で37点という高得点で合格!)
英検1級道場でのレッスン
2021年1月から2023年7月1日まで30か月100時間
英検準1級に合格してから1級合格まで1年
滞在地のインターナショナルスクールに通学していますが、1級レベルの単語や読解問題はかなりの努力が必要でした
英検1級1次試験対策は、リスニングとリーディングを組み合わせた方法で繰り返してレッスンしました。
英検1級2次試験は、日本人の大人が日本語で話すとしても難しい内容です。過去問トピックを1問ずつ解説しながら理解してもらい、話せそうな内容を選択してもらいます。そして、できるだけ、自分にひきつけた内容を話すように練習しました(自分の経験などを盛り込めるもの)。
準1級はS-CBTで受験(海外でも可能なため)。
英検1級は滞在地では受験できなかったため、1次試験、2次試験ともに日本に戻りました。
本人の優れたところは、学校での勉強だけではなく、スポーツや音楽など、多くの趣味をもち、堂々と自分の意見を明確に話すことができたことです。
将来展望もしっかりしています。
英検1級道場では、これまで多くの帰国子女や海外在住者、国内インターナショナルスクール通学者の英検1級/準1級合格をサポートしてきましたが、合格者に共通している点があります。
それは、英語のレベルの高さだけではなく、大人顔負けの幅広い教養・知識があり、自分の意見をしっかりと持っていること。そして、自分の言葉で話せるということです。
これは、これらの学校が、日本の一般的な学校とは異なり、個々の多様性を認め、他者に表現して伝わることを目標としていることから出てきた結果ではないでしょうか?
数年前から文部科学省が前面に押し出している「アウトプット」を高めるという方向性を、私は支持します。
スピーキング、ライティングが今後重視される[太字]のは喜ばしいことです。
一方、忘れてはならない大切な点があります。
この2つの能力は、しっかりした読解力(理解力)がベースにあって初めて可能となります。
単語とリーディング問題数が減り、スピーキングとライティングが重視されるから、リーディングは手を抜いてよいという話ではありません。
来年2024-1から英検がリニューアルされることが発表されました。
ライティングが2問になり、要約能力が問われますが、要約するためには、リーディング力(読解力)が不可欠です。
その点で、英検1級が今まで以上に難しくなる可能性があることを踏まえておく必要があると考えています。