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英検1級道場ー英検1級2次試験で不合格を繰り返すのはなぜか?診断しました

2023年7月1日

テーマ:英検2次試験・スピーキングに関する情報

コラムカテゴリ:スクール・習い事

英検1級1次試験に合格したものの、2次試験で4回不合格となり、1次試験からやり直しということが多く見受けられます。

なぜ、2次試験で合格できないのか?
これまでの診断やレッスンの結果を振り返り、合格できない理由を探ってみました。

 2次試験スピーキングは、4つの観点から採点される
 2人の面接官がそれぞれ5点満点で評価する
 合格点は3(100点で例えると60点)、4(100点で例えると80点),5(100点で例えると100点)点、
 不合格は2点(1点は見たことがありません)
 不合格を繰り返す人は、各項目で、2人の総合点が4点、5点(10点満点)という採点になっている
 4点は、面接官2人が、両名ともに不合格(2点/持ち点5点)だと判断したときの点数である

①面接官が2点(計4点)をつけるときは、スピーチや質疑応答でほとんど話ができていない、あるいは沈黙がかなり長く続いたとき 
 この場合には、必然的に、残りの項目(文法&単語、発音)も4点、5点、6点という低い評価になります
 つまり、総合で点数が低いのは、英語でのスピーチができないのが一番の原因です。

②ショートスピーチの中身がない、話が続かない(20秒以上余るなど)、トピックに関係のないことを話す

③質疑応答に対して、的外れの答えをする
 話せないのではなく、リスニング力がなく、質問の意味がわからないということが多い

<対策>
①ショートスピーチ
 トピックに対して、事前に日本語で作文を書いてみる
 その後に、グーグル翻訳やChatGPT等に助けてもらい、納得がいく英文をつくる
 音読、話す練習をする(丸暗記する)
 以上を最低20以上のトピックに対して準備する

②質疑応答
 上記のショートスピーチと同様の手順で想定問答集をつくってみる
 音読、話す練習をする(丸暗記する)

③実際に対面レッスンを受ける
 英検1級道場では模擬面接をくり返して行っている

④発音
 パソコンの音声読み上げを活用して、ネイティブの発音をまねる

ここで強調しておきたいのは、言語は、すべて丸暗記である、ということです。
私たちが日本語を話せるのは、言葉をすべて暗記しているからです。
他の言語でも同じです。

英語で会話やスピーチが上手な方は、英語の単語やフレーズをたくさん記憶しているからです。
それ以外の理由はありません。
日本語でも同じです。

日本語のスピーチを上達するには練習が必要です。

日本語でも、作文は上手に書けても、話し方は下手という方がいます。
話し方の練習ができていないということです。

英語ならなおさら。実際に話す練習が必要です。

この記事を書いたプロ

山中昇

自ら英検1級合格を続ける英語指導者

山中昇(英検一級道場)

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